医和生会(いわきかい)の介護系職員は8月まで、8つの事業所ごとで認知症の方の心を開く介護ケアの研修を行っています。職員が撮影したオリジナル動画を教材に使用。認知症の方との信頼関係を築いて生活の質を高める介護メソッドを職員間で共有し、現場で実践しています。
● 職員が研修委員会を組織して企画
医和生会は毎年、介護職員が一堂に会する通年プログラムの研修を開いています(※)。テーマは例年介護保険部が決め、去年は「スピーチロック」「シーティング・ポジショニング」でした。今年は介護職員で研修委員会を組織してプログラム内容を検討し、認知症の介護法をテーマにしました。新型コロナウイルスの感染予防を考えて事業所ごとに開催し、オリジナルの教材動画の製作も決めました。動画では認知症の方と信頼を築くための介護法を解説するほか、介護者と認知症者を演じての実践例の紹介などを収め、約50分に編集しました。
● オリジナル動画を見て研修
「ショートステイ」は7月28日夜、医和生会「きっずるーむ」で研修。参加した職員7人のうち研修委のメンバー1人が講師役を務めました。流す動画に登場する案内役の職員が、今回取り上げる介護ケアメソッドを解説。そのケアは人間らしさを尊重し信頼を築くためのテクニックで、不穏な認知症者を落ち着かせる効果もあるという。そのための具体的な方法として4つの技術を紹介。「大切に思っている」と相手に伝えるための話し方や触れ方のポイントを、職員の実演も交えて説明しました。
● 現場で学びを生かす
動画上映後、講師役の職員はこの介護法を現場で実践するよう、研修シートを配布。対象のご利用者様を決めて目標や具体的取り組みを記入し、1カ月後に変化を振り返ります。このケアで認知症の方との意思疎通が劇的に改善したある病院での事例動画も視聴し、初めて知った職員は「びっくりした。本当に効果があるか、現場で実際に取り入れて試してみたい」と意欲的でした。
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