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投稿:2020年08月25日更新:2020年08月27日

小規模多機能型すばる

843. 初の洪水避難訓練 地元住民と実施・すばる

医和生会(いわきかい)の小規模多機能型「すばる」で、このほど避難訓練が行われました。火災訓練に加え、今回初めて洪水を想定した訓練も実施。職員は地区の民生児童委員と一緒に、ご利用者様を安全に避難誘導する手順を確認しました。

 

ご利用者様を車に乗せて高台の施設に避難させる洪水向けの訓練

 

避難訓練で地域密着型特別養護老人ホーム「ひなた」に避難して講評する職員

 

● 警戒レベル3が発令を想定

昨秋の台風19号で「すばる」は浸水被害をまぬがれたものの、ハザードマップで浸水エリアに指定されています。そこで台風シーズンを前に避難訓練を初めて実施。「すばる」の運営推進会議の委員で、地区の民生児童委員にも参加を呼び掛けてアドバイスをもらいました。訓練は大雨で近くを流れる新川の水位が上昇し、警戒レベル3が発令されたと想定。近くの高台にある医和生会グループの地域密着型特別養護老人ホーム「ひなた」にご利用者様を避難させ、避難移動時間や課題を確認しました。

 

● 高台の避難所まで車で誘導

職員7人は「避難行動確認」「避難誘導班」「看護班」に分かれて訓練に臨みました。「警戒レベル2」が発表された時点で、避難誘導班が①避難方法と経路の確認②避難先の選定③車両の準備に取り掛かる行動手順を確認。「警戒レベル3」が発令されたと想定してからはタイムを計測。職員は手分けし、車を施設前に乗り付け、ご利用者様を慌てずに乗車させ、救急道具を運び出します。車いすを含めたご利用者様計4人を、「ひなた」まで車1台で1往復半して避難させました。タイムは9分30秒で、スムーズにいった場合での参考時間として避難を考える際に生かします。「ひなた」駐車場で行われた講評では、民生児童委員から「夜の場合をどうするか」「訓練を重ねれば覚える」というアドバイス。職員からは「実際の避難になると車が駐車場に一気に集まるので注意が必要」「実際は大雨が降っている。駐車場にご利用者様を待たせられないので、施設の中に誘導できるよう確認した方がいい」などの意見が出ていました。

 

 

 

民生児童委員(右)から火災避難訓練の講評を受ける職員

 

● 火災避難訓練も実施

洪水向けの前には火災の避難訓練も実施。台所から出火したと想定し、ご利用者様を出火元から離れた出入口から避難誘導しました。施設脇の細い砂利道が避難ルートで、車いすに職員を乗せてスムーズに移動できるかも確認。講評で民生児童委員から「火災は台所だけでなく、古い電源コードからも発火する恐れがあるので点検をしてほしい」「車いすの避難ルートが狭いのではないか。訓練を重ねればいいアイデアが出てくる」というアドバイスもいただきました。

 

<記者のひとこと>

全国的に近年毎年のように水害が発生し、昨秋はいわき市は大きな台風被害に見舞われました。当法人の小規模多機能型「さらい」の運営推進会議では参加された民生児童委員から施設の防災対策を尋ねる意見も出て、危機意識の高さを感じました(2020年7月29日投稿:https://iwakikai.jp/blog/4363/)。施設にとって「まさか今年も台風被害はないだろう」という油断はご利用者様、職員の危険につながってしまいます。今回、民生児童委員も参加してくださり、地域住民と一緒に防災を考えられたのも良かったと思いました。(事業推進室・西山将弘)

 

【小規模多機能型「すばる」】

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