医和生会(いわきかい)グループの社会福祉法人「いわきの里」の秋イベントがこのほど、好間と平地区の地域密着型特別養護老人ホームでそれぞれ開かれました。毎年ご家族やボランティア団体、地域住民を招く恒例の「いわきの里まつり」ですが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため、規模を縮小して2カ所に分かれて開催。ご利用者様は職員が手作りで演出した村祭りの雰囲気を楽しみました。
<「サンシャインよしま」>
好間地区の地域密着型特別養護老人ホーム「サンシャインよしま」では9月28日に開催。手作りちょうちんを飾り付けた会議室を会場に、ヨーヨー釣りと輪投げの出店、ベビーカステラとソフトクリームの屋台を連ねました。ヨーヨー釣りの釣り竿や輪投げの台は職員・家族が手作りで準備。ご利用者様を盛り上げようと、縁日の雰囲気を演出しました。
祭囃子が流れる“お祭り”会場に、ユニットごと順番にご利用者様が来場。輪投げでは「頑張れー」「せーの」と職員が声援を送り、ご利用者様は集中して一投。ソフトクリームコーナーはバニラ、マロン、黒ゴマなど豊富な種類がそろい、決められないご利用者様には職員が代わりに「栗ご飯が好きだからマロンにしよう」とおすすめする姿も見られました。
<ひなた>
平地区の地域密着型特別養護老人ホーム「ひなた」では10月8日に開催。「たこ焼き」「焼きどら」「綿あめ」といった“フードコート”や、ボーリング、釣り、輪投げの縁日コーナーも。ご利用者様が全コーナーを回ってスタンプをもらえば、職員が募った日用雑貨をもらえるプレゼントも準備しました。
職員から「焼きどらはいかがですか?」ともてなされ、ご利用者様が注文。笑顔で頬張るご利用者様を見て「いつもあまり食べないのに食べてくれている」と職員は驚きの声を上げ、秋まつりの雰囲気の効果を感じていました。釣りコーナーでは、いすに座っていたご利用者様が立ち上がって竿を引き上げる姿も。釣り上げると、職員は「すごい!」とみんなで拍手して盛り上がっていました。
【いわきの里】
ホームページ:http://iwakinosato.jp/
ブログ記事:https://iwakikai.jp/blog/?c=%e3%81%84%e3%82%8f%e3%81%8d%e3%81%ae%e9%87%8c