認知機能低下の予防が期待されるシナプソロジー(脳活性プログラム)を取り入れた「脳活カフェ」が、いわき市内で開かれています。先月10月スタートし、現在毎月7会場で定期開催。平地区では平地域包括支援センター中央台サブセンターで今月14日に始まり、毎月第2水曜に開いていきます。参加した住民は、手や足を複雑に同時に動かして脳を活性化させたほか、おしゃべりをして楽しく介護予防しました。
● 今月から市内7会場で定期開催
主催はいわき市のNPO法人「いわき介護予防支援の会『のかこ』」(のかこの会)(※)。シナプソロジーは、スポーツクラブ「ルネサンス」が脳神経外科の専門家と協力して開発されました。左右の手や足を同時に別々に動かし、難易度が上がると動作中に計算やしりとりなどして脳を刺激するプログラムです。のかこの会はシナプソロジーで介護予防に取り組もうとカフェを企画。11月5日の三和地区・中三坂公民館を皮切りに、泉、小名浜、常磐、勿来地区などで展開し、同月26日までに計7会場で始まります。
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「のかこの会の紹介記事」 2018年8月7日投稿:https://iwakikai.jp/blog/754/
● 脳をフル回転 楽しいお茶の時間も
平地区初の「脳活カフェ」には、近くの住民14人が参加。シナプソロジー指導の資格を持つ「のかこの会」の関内きえ子理事長らメンバー計2人から指導を受けました。「鼻耳チェンジ」では、片手で鼻、もう一方の手で反対の耳をつまみ合図で手を入れ替えます。「ハイ」の掛け声で両手を動かし、付いていけない人も。講師から「間違いに気付いて慌てる時に脳が活性化する」と励まされ、失敗しても笑います。「赤」で頭、「青」で肩、「黄色」で腰、「緑」で太ももを触るメニューでは、講師から言われた色に合わせて手を動かし、慣れるとレベルアップして言われなかった色の部位をタッチ。疲れたころにお茶をして談笑し、整体師の資格も持つ講師のマッサージサービスも受けてリラックス。後半戦後、関内理事長は「脳がピカピカになりましたね」と言うと、参加者は「今日は興奮して眠れない」と笑っていました。
【脳活カフェ】
平、小名浜、泉、常磐、勿来、三和の6地区、計7会場で毎月1回、それぞれ開催されています。
詳しくは「のかこの会」関内理事長(090-2795-2794)
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