医和生会(いわきかい)に、新たに2人の「介護福祉士」が誕生しました。“介護未経験”からスタートした2人が資格取得を目指した理由や、「介護福祉士」になり、感じている変化について聞きました。
1人目は「小規模多機能型すばる」で働く猪狩です。平成29(2017)年に新卒介護職として入職した猪狩は、3年の現場経験と実務者研修を経て、受験資格を満たし、試験に初挑戦。当法人では、新卒介護職が「介護福祉士」を取得したのは猪狩が初めてで、現在は「猪狩に続こう」と資格取得を目指す新卒職員が増えています。
Q.「介護福祉士」の資格を取得しようと思った理由を教えてください。
A.今後も介護の仕事を続けていくうえで、「介護福祉士」は必要な資格だと思い、受験しました。
Q.試験勉強において大変だったことはありますか?
A.もともと勉強が苦手なので、勉強する習慣を身につけることが大変でした。とにかく机に向かおうと、仕事を終えたら図書館で勉強しました。「後悔しないためにも全力でやりきる」と決めて、人生で一番勉強したと思います。親から「受験の時よりも勉強している」と言われました(笑)あとは試験範囲が広いのも大変でした。特に「地域福祉」や「障がい分野」などは、聞き慣れない言葉も多く、理解するまでに時間がかかりました。
Q.どのように勉強しましたか?
A.試験時間や問題形式に慣れるために、過去問題集や予想問題を買って繰り返し勉強しました。間違えた問題や、わからなかった問題は理解できるまで解説を読みました。
Q.「介護福祉士」の資格を取得し、最も大きく変化したことは何ですか?
A.周囲からの“目”だと思います。もちろん資格を持っていなくても、責任を持って仕事をしている人はいるので、資格が全てではないのですが、私はこれまで無資格だったので、介護福祉士の資格を持っている先輩との差を感じる場面がありました。資格を取得したことで、今後は安心して仕事を任せられる存在になりたいです。
Q.資格を取得したタイミングで、「やがわせデイサービス」から「小規模多機能型すばる」へと異動となりましたが、その点はいかがですか?
A.資格取得後の異動で良かったと思っています。試験勉強を通して、介護の基礎が身についたおかげで以前よりも利用者様の情報が頭に入ってくるようになりました。デイサービスでは経験していない「訪問」や「夜勤」などの業務もありますが、介護福祉士として自信を持って取り組もうと思っています。
Q.猪狩さんと同じように、新卒で入職し、資格取得を目指して頑張っている職員にメッセージをお願いします。
A.私自身は、資格を取得したことで「やっと介護現場で働く者としてのスタートラインに立った」と思っています。「介護福祉士」の資格があると、ワンランク上の資格にも挑戦できるようになり、将来の選択肢が広がると思います。介護を基礎から学ぶ良い機会になるので、資格取得を目指して頑張ってほしいです。
<関連ブログ>
入職当時の猪狩へのインタビュー記事「スタッフ紹介|奮闘中②・新人の猪狩」
「利用者様にも自分にも優しい介護を」介護福祉士合格者へのインタビュー②・田口」
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