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投稿:2018年10月05日更新:2021年05月11日

多職種連携・地域連携

415. 障がい者スポーツ やってみよう・いわき訪問リハビリ研修会

いわき市内のリハビリ専門職がこのほど、いわき市のいわきサン・アビリティーズで障がい者スポーツを体験しました。生きがいや健康づくりにつながる障がい者スポーツをリハビリ患者に紹介できるようになるため、実際やってみようと「いわき訪問リハビリ研究会」が企画。参加者約35人は「フライングディスク」「ボッチャ」「卓球バレー」の3種目に挑戦しました。

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↑白いボールにできるだけ近づくようボールを投げ転がす競技「ボッチャ」

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↑直径23.5センチのディスクを投げるフライングディスク

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↑ネットの下に球を転がして打ち合う卓球バレー

● 3種目に挑戦
直径23.5センチのディスクを投げる「フライングディスク」は、5~7メートル離れた直径91.5センチのゴールを狙う「アキュラシー」と遠投の距離を競う「ディスタンス」があり、手以外でも足や口でも投げられます。「ボッチャ」は「ジャック」という白いボールにできるだけ近づくようボールを投げ転がす競技で、重度の身体障がい者でも参加可能。卓球バレーは、1チーム6人で両チームがいすに座って卓球台を囲み、ネットの下に球を転がして打ち合います。腰を浮かせると相手チームに得点が入ります。

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● 歓声を上げたり、悔しがったり
参加者は県障がい者スポーツ指導者協議会いわき支部のスタッフから指導を受けました。ボッチャに挑む参加者は、甲を前にして手を振り上げる力を使って投球。ボールがアーチを描いて着地、ゆっくり転がってジャックに近づくにつれ「イケ、イケ!」と歓声が上がります。フライングディスクの参加者は、フリスビーのようにディスクを投げます。ゴールの輪のフレームに当たって失敗すると「あー」と悔しがりながら、順番に繰り返し投げてコツをつかんでいました。卓球バレーはラケット代わりの木の板を持ってプレー。鉛の入った球を仲間同士でラリーをしてスマッシュします。興奮すると力んで球がネットの上を越えたり、立ち上がったりする選手も。障がいを持っても楽しめるスポーツを体で学んでいました。


いわき市ではいわきサンアビリティーズが障がい者スポーツを主催。車いすのバスケットボール、テニス、卓球、バドミントンや、スルーネットピンポン、フライングディスク、ショートテニス、ローリングバレーなどの体験ができます。
詳しくはサンアビリティーズのホームページ(http://www10.plala.or.jp/sun-abilities/)。

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