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投稿:2018年09月04日更新:2019年07月16日

393. いわきの子育て アプリで支援・「おやココアプリ」

いわき市こどもみらい課は妊娠、出産、育児を支援するアプリケーション「いわきおやCoCo(ココ)アプリ」の運用を始めました。健康診断、予防接種などの情報が届き、妊婦や子どもの健診結果も記録、管理できます。子育てイベントに加え、近所の病院や幼稚園・保育園なども検索でき、地域の子育て情報の収集にも一役買います。アプリ運用と合わせ、ホームページ「いわき市子ども・子育て支援サイト」と冊子「こどもみらいBOOK」もリニューアルされ、情報発信面で子育て世代をサポートしています。

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● 先月から運用スタート
「おやココアプリ」は8月7日から運用スタート。アプリケーション開発費を掛けず、株式会社エムティーアイが運営する「母子モ」というプラットフォーム型アプリを採用しています。「母子モ」を導入している全国の自治体数は2018年7月現在で109。県内では会津若松、喜多方、郡山、須賀川、三春、矢祭など9市町が導入し、白河、伊達、二本松の3市は独自の子育てアプリを開発して運用しています。

● 補助制度、イベント案内、健康管理
主な機能は「制度・事業の案内」「記録・管理」「情報提供」「育児日記」「データ共有」の5種(※)。医療費助成、児童手当といったいわき市の補助制度の説明や手続き案内、登録した子どもの年齢に合ったイベントの連絡を受けられます。健康管理にも役立ち、妊婦の体重、胎児や乳児の成長をグラフ化でき、身長と体重曲線から肥満ややせ気味の程度も確認可能。予防接種の予定日も事前に通知され、健康診断データも記録できます。市内の病院、幼稚園・保育園などの子育て関連施設540カ所以上が紹介されており、住まいの郵便番号を入力すればすぐ最寄りの施設を検索できます。「立った」「歩いた」などの初めての記念日を写真付きで「育児日記」として残せるほか、成長記録や健康データを家族のスマートフォン間で共有も可能です。


おやココアプリの機能 (640x394)

● 「すこやか訪問事業」「出張相談会」 情報いろいろ
8月28日現在、アプリを開いて「地域の子育て情報」ページを見ると、「いわき市の妊娠・子育て情報」では、乳児宅に保健師らが家庭訪問する「いわきっ子すこやか訪問事業」、「母子健康相談」、「児童手当制度」、「おやココ」窓口などが紹介されています。「地域イベント」をタップすると、「子育てコンシェルジュ出張相談会」「Wendy’s(ウェンディーズ)カフェ」「マタニティサロン」といった妊娠・育児に役立つ催し物が告知され、興味のあるイベントはカレンダーに登録してスケジュール管理することもできます。

おやココアプリチラシ (640x450)

● 利用者から好評の声も
アプリ利用者で複数の子どもを育てる母親から「予防接種の管理が一括でできて便利」と好評の声もあるといいます。いわき市こどもみらい課の渡邉正広事務主任によりますと、8月27日現在のダウンロード数は235。渡邉事務主任は「イベントや健康診断などのスケジュール管理もでき、忙しい子育て世代をサポートします。いわき市の年間出生数が約2300人なので、まずは2300ダウンロードをめざしたい」と話していました。

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↑一新した冊子「こどもみらいBOOK」

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↑リニューアルしたホームページ「いわき市子ども・子育て支援サイト」

● 冊子とホームページもリニューアル
冊子とホームページのリニューアルでは、いずれもイラストを増やし、より見やすく情報がまとめられています。冊子は産前・産後から5歳児までの情報の集約化によって、A4からA5サイズに、厚さも半分にして持ち運びやすくなりました。1万部発行し、市内の地区保健福祉センターや市役所支所、産婦人科、小児科などで受け取れます。

【いわきおやココアプリ】
https://www.mchh.jp/login

【いわき市子ども・子育て支援サイト】
http://www.iwaki-kodomokosodate.com/

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https://iwakikai.jp/blog/?c=%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6