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投稿:2018年08月29日更新:2019年05月02日

医和生(いわき)会全体

388. 山内クリニック開業25周年インタビュー⑤・患者の永山肇一さん

いわき市の中山間地域、三和地区で暮らす永山肇一さん(72)は、山内クリニックの開院前から山内俊明院長と交流があります。開院当時、山内院長が住民の健康を守るため三和地区に足を運んでいたエピソードも紹介。「地域医療を大事にする原点を忘れないでほしい」とメッセージを送ってくださりました。当法人誕生25周年インタビュー企画の5回目。

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↑山内院長が三和地区で出前の健康診断をしていたエピソードも語った永山さん

―山内院長との出会いは?
定期的に仲間とゴルフをしていたのですが、欠員が出た時にメンバーの誘いで山内先生が加わりました。わたしは最初たまたま参加できなかったのですが、その懇親会に出席して初めて出会いました。最初は医者だったとは知りませんでした。1991(平成三)年ごろだったと思います。

―その後ゴルフを通じて交流するようになったのですね。
ゴルフ仲間たちで山内クリニックの開院記念祝賀会を企画しました。山内先生にゆかりのある友人たちに声を掛けて100人ぐらい集まりましたね。わたしは司会進行をさせていただきました。山内先生の奥さん(当法人の山内真理子専務理事)のお姉さんが日本舞踊の名取で、踊りで華を添えてくださったのが印象に残っております。

―開業当時、山内院長は中山間地域の三和地区まで健康診断に行っていたと聞きました。
三和地区は中山間地域で病院がなく、山内先生から「通院が大変な方々のために健康診断に行きたい」と提案されました。わたしは呼び掛けて公民館に地区住民を集め、山内先生と薬局「タローファーマシー」の長谷川祐一社長に定期的に来てもらいました。当時、医師がボランティアで健康診断に中山間地域まで出向くというのは珍しかったと思います。山内先生は地域医療を大事にしている人で、これがスタートで原点だったと思います。無料で血圧測定したり、健康相談に乗ってもらえて住民みんな感激し感謝していましたよ。

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―山内院長の印象は?
「おれは医者だ」という上から目線ではなく、患者目線で診察をしてくださる。人間性があって、みんなから好かれる。それは昔から変わっていないですね。それと開院当時は山内先生の奥さんが患者の送迎車の業務を務めていました。わたしの母も奥さんに三和まで送迎してもらっていました。多忙な開業時にしっかりと奥さんが支えていらっしゃったと思います。

―現在の山内クリニックをどう思いますか?
医和生会の100年宣言(※)の精神に基づいて運営され、一歩一歩実践して大きくなっていったという印象です。患者と医師との信頼関係も築け、原点をきちっと基にしていると思います。

※ 医和生会の100年宣言
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―今後の医和生会に期待することは?
山内先生は開院前から在宅医療をやりたいとおっしゃっていました。地域を担う医療を100年宣言を基本にこれからも続けて、患者とともに歩んで地域に信頼される中核的な医療機関になってほしいですね。

【山内クリニック25周年インタビュー記事】
http://ymciwakikai.jp/blog-category-37.html