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投稿:2018年08月28日更新:2021年05月12日

多職種連携・地域連携

387. 「まぁるい抱っこ」 受講後もおさらい・有志で交流

今春いわき市で開催された「まぁるい抱っこ講座」のおさらい会がこのほど、同市のWendy(ウェンディ)いわきで開かれました。講座では話す機会が少なかった参加者同士があらためて集まり、楽に抱っこする姿勢を体で再確認。講座で学んだ事を共有し合って交流を深めていました。今後は参加者を広く募り、今秋ごろに2回目の会を開くことも決めました。

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● 受講者の有志で企画
いわき市での「まぁるい抱っこ講座」は、小児科の新生児集中治療室(NICU)の看護師だった畠山真由子さん(当法人山内俊明理事長の次女)が中心となり今年5月6日、いわき市労働福祉会館で開かれました(※)。講師は一般社団法人育母塾代表理事の正看護師で「まぁるい抱っこ」を広めるために全国で講演している辻直美さんが務めました。赤ちゃんの優しい抱っこの基本を学んだ参加者は、講座後も連絡を取り合い「みんなで振り返りたい」と有志で会を企画。8月20日に初めてのおさらい会を開き、5人が集まりました。

※「5月に開催されたまぁるい抱っこ講座」2018年5月11日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-467.html

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↑↓サラシを巻いて骨盤を固定し、楽に抱っこするための正しい姿勢を確認する参加者
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● 正しい姿勢 また確認したい
「おさらい会」は自己紹介からスタート。畠山さんは難産の苦しい経験や「まぁるい抱っこ」に出会った経緯を話しました。前回の講座で初めて「まぁるい抱っこ」を体験した参加者は「赤ちゃんがリラックスした表情を実感できてまた勉強したいと思った」「理論があるので伝えやすいし、自分でもできそうだと思った」などと感想。講座後に実践したところ、まだ正しい姿勢が身についていないのでまた確認したいという参加者もいました。

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● サラシを巻いて骨盤を固定
コーヒーを飲みながらなごやかな雰囲気で雑談した後、動画を見ながらみんなで「真っ直ぐ立つ」姿勢を体感。畠山さんは「体がゆがんだ時に自分で気付けるようになるのが大切。足を組む癖があると、骨盤が傾いて体全体がゆがんで、腰痛や肩こりにもつながる」とアドバイスしました。参加者は首を回したり、両腕を大きく回して肩甲骨のストレッチをして体操。恥骨周りにサラシをしっかりと巻き、抱っこするのに楽に立てるよう骨盤を正しく固定させます。「気持ちいい」「なんでだろ?サラシを巻いただけなのに楽」と正しい姿勢を体で覚えます。さらにサラシを巻いたまま「まぁるい抱っこ」のDVDを見て、抱き方を再確認していました。

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↑「まぁるい抱っこ」をする畠山さん

● 今秋か冬に2回目のおさらい会
前回受講してから「まぁるい抱っこ」を試した参加者は「赤ちゃんが抵抗してなかなかできない」と相談。ほかの参加者は「『信頼されるまで赤ちゃんは試す』と講師が言っていた」と答え、赤ちゃんから「安心できる」と“上書き”されるまでの根気強さが大切だと再確認していました。メンバーは今後も会を続けていきたいと一致。将来的にサークルにしてはという意見も。今年秋か冬に再び勉強会を開くことを決めました。

【「まぁるい抱っこ」勉強会の参加者募集】
今回集まった有志は、赤ちゃんの優しい抱き方を学びたい方を募集しています。「まぁるい抱っこ」初心者も大歓迎。メールで悩みを共有し、今秋か冬に勉強会を開く予定です。
問い合わせは畠山さんのメール(maaruidakko.iwaki@gmail.com)まで。

【関連情報】
辻さんの公式ホームページ:http://tsujinaomi.com/

「福島県まぁるい抱っこの会」のフェイスブックページ:https://www.facebook.com/f.maaruidakko/

【関連記事】
「いわき市初の『まぁるい抱っこ講座』」 2018年5月11日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-467.html

「いわき市初開催の経緯を書いた『まぁるい抱っこ講座』の告知」 2018年3月28日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-439.html