紙おむつの効果的な当て方を確認する当法人グループ「いわきの里」の勉強会がこのほど、いわき市好間地区の地域密着型特別養護老人ホーム「サンシャインよしま」で開かれました。参加した職員16人は、おむつからの尿漏れを防ぐ方法を特別なマネキンを使って実践的に学びました。
● 透明のマネキンで実験も
勉強会は8日に開催。いわきの里で使用している紙おむつのメーカーと販売を担当する「矢吹薬局」の皆様が、紙おむつの構造と素材、装着方法などを指導してくださりました。紙おむつを当てた透明のマネキンに排液して尿の流れを見る実験(※)では、講師の模範の後に職員2人が挑戦。横漏れを防ぐ両サイドの立体ギャザーを立てて尿取パッドをしっかりと当てます。おむつを装着した後、尿に見立てた青色の液体を流してどの位置に溜まって、どこから漏れるかを目で確認していました。講師の方は「テープ止めのおむつ1枚に対してパッドは1枚を使用して」とアドバイス。パッドを複数枚しても吸収量が上がるとは限らず、装着時の違和感や通気性の悪化による肌トラブル、横漏れといった弊害が生じると説明されました。
※動画
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