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投稿:2019年05月15日更新:2021年05月11日

多職種連携・地域連携

577. 静かな茶室でサロン 健康相談できます・ひなたぼっこ2

心身の悩みを無料相談できるサロン「ひなたぼっこ2(ツー)」は毎月第1、2の金曜と土曜、いわき市平地区の酒・酒器の販売店「さわきや」で開かれています。静かな茶室が会場で、常駐する看護師の能戸洋子さんとお茶をすすりながら落ち着いて悩み相談できる雰囲気があります。

 

● 被災者の支援者のサポートを機にスタート

このサロンは2012(平成二十四)年11月に始まりました。当時福島県立医科大看護学部の教授が、心身疲弊していた東日本大震災の支援者をサポートしようと動いたのがきっかけでした。2年間で活動を終えましたが、被災者に寄り添うことで体調を崩す支援者が絶えず2016(平成二十八)年9月、「ひなたぼっこ2」として再開。翌年9月からは会場を「スカイストア」から「さわきや」に変更しました。

 

↑常駐する看護師の能戸さん

 

● 多いリピーター

訪れる相談者は30~70代で毎月10人程度。リピーターが多いといいますが、酒屋で用を足したお客が看板を見て立ち寄ることもあるといいます。避難者が多く、悩みに応える能戸さんは「復興住宅を退去していく一方で、そこに残る方は寂しくなり、将来に不安を抱えてしまう」と、今も避難者に寄り添う必要性を説きます。相談者の中には仕事の悩みを抱えた方も。能戸さんは「問題を解決する事はできないけれど、悩みを聴いてあげられる」と傾聴し寄り添っています。血液検査の結果を持参して健康相談に訪れる住民もいるといいます。

 

● 落ち着いた茶室

5月10日午前に訪れると、8畳の茶室は国道6号沿いを感じさせない静けさで、縁側から温かい光が差し込みます。能戸さんとちゃぶ台を囲み、座布団に座ってお茶を飲みながらお話。「『茶室は落ち着いてゆっくり話しやすい』という方もいます」と能戸さん。優しく語り掛けてもらえ、悩み事を打ち明けられそうな雰囲気に。血圧測定機もあるので健康チェックもできます。「『悩んだ時に行ける場所がある』と思ってもらいたい」と語る能戸さんは「長く続けていきたい」と話していました。

 

【ひなたぼっこ2】

開催日:毎月第1、2の金曜、土曜

時間:10:00~15:00

場所:さわきや(福島県いわき市平中町23-3)

参加費:無料

予約:不要

フェイスブック:https://www.facebook.com/iwaki.hinatabokko/

 

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<スカイストア時代のひなたぼっこ2>

2017年4月15日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-161.html

 

<健康・認知症関連カフェ>

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