医和生会(いわきかい)の今年の新卒職員6人は研修期間を経て、配属された職場で汗を流しています。社会人として第一歩を踏み出し、壁にぶつかることもあれば喜びも。6人の奮闘を紹介していきます。1人目は小規模多機能型すばるの高木。
● 高校時代は「すばる」で職場体験
高木が介護に興味を持ったきっかけとなる出来事は小学生のころ。曽祖母の歩行介助をした時に感謝されたことが嬉しく印象に残ったといいます。高校2年生の職場体験では介護を選択し「すばる」を訪れました。「職場体験で、職員に褒められて嬉しかった。皆さん優しくて、とても楽しかった」と医和生会を志願し、高校卒業後に入職しました。
● ご利用者様一人一人の特徴を覚える
現在の主な仕事はホールでの見守り、キッチンで昼食の準備、入浴介助、トイレへの誘導など。「お一人お一人特徴が違う」と介護の難しさを語ります。入浴介助では自力で入浴できる方もいれば、機械浴の方もいます。食事で制限がある方は塩分量や水分量を覚えることも。「すばる」にはトイレが左右2つありますが、どのご利用者様がどちらを使いやすいかも頭に入れているといいます。「ご利用者様の名前を覚えるのは得意」という高木は、特徴を覚えるためにメモ。携帯しているA6サイズのノートは既に2冊目で、ご利用者様の名前と特徴が細かに記入されていました。
● 自分が必要とされる喜び
高校生のころの介護のイメージと比較し「全然違う。やることが多くて忙しい。先輩方がなんでもこなしていてすごい」と話します。大変なこともあれば嬉しい出来事も。ご利用者様に「(高木が)明日休みなんです」と言ったら「残念」と寂しそうに返され、自分が必要とされていると喜びを感じました。また、「すばる」での研修が始まった際に、「職員からの『おかえり』という言葉が嬉しかった」という高木。現在の課題は寝たきりのご利用者様のオムツ交換で、先輩に教わりながら少しずつ介護技術を身に付けています。
● 特技の三味線 「やってみたい」
特技は小学4年から高校2年まで続けた三味線。研修期間中、お花見イベントでご利用者様を前に披露する予定でしたが、弦が切れてしまって断念。演奏はご利用者様を笑顔にできる“技”で、過去には三味線で施設訪問して回った経験も。「機会があればやってみたい」と意欲を見せていました。
● 「みんなの力になれる介護士になりたい」
この日、体操の時間にご利用者様と一緒に体を動かしていました。ご利用者様のちょっとした異変に気づいたらサッと側に移動して声掛け。おやつを配膳する時には「●●さん、どうぞ」と笑顔を振りまいていました。高木は「自分のことよりも他人のために何かをやるのが好き」と自己分析。「将来はご利用者様だけでなく、スタッフが困ったら力になれる、全体を見られる介護士になりたい」と笑顔を浮かべていました。
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