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2019年05月27日

医和生(いわき)会全体 医和生会の研修・ケア事例発表

585. 「地域で困っている方を支えたい」・新卒の向川

当法人に入職した新卒者2人が介護の現場で汗を流して間もなく2か月が過ぎます。様々な業界で人材不足が叫ばれ、就職市場は「売り手市場」。彼らが数ある選択肢のなかから福祉という道を選んだ理由とは?初回は生活相談員として入職した向川滉希 (22)へのインタビューです。

 

●相手を敬い、傾聴する姿勢

「まごころデイサービス」での研修初日の先月5日、家に帰ろうとする利用者様に対応する向川。戸惑う様子もなく、その方が落ち着くまで「そうでしたか、そうでしたか」と何度も頷いていました。「学生時代に参加した認知症カフェで、本人様や家族様の話を傾聴した経験が役に立っている」と振り返ります。「利用者様は人生の先輩であり、自分は教わっている立場」と利用者様への敬意を払い、スタッフにも利用者様にも丁寧な言葉づかいをしていました。

↑研修中の向川(写真右)

●「何もできなかった」という悔しさ

高齢者施設で働く母親の影響もあり、介護や福祉を身近に感じていた向川は、いつからか「自分も人の役に立ちたい」と思うようになったそうです。特に意識するようになったのは2011(平成二十三)年3月に発生した東日本大震災でした。震災直後の混乱の中、昼夜を問わず利用者様の支援を続けた母と、困っている人がたくさんいるのに何もできない自分。向川は当時を「悔しかった」と振り返り、高齢者や障がい者など地域で困っている方を支える仕事をしたいと思うように。具体的な技術や知識を身につけるために介護福祉士と社会福祉士の資格を同時に取得できる福祉系大学に進学し、卒業時には見事、2つの資格を取得。向川は自身を「手抜きができない人間」と言いながらも「でも友だちには“おもしろい人”と言われる。少しずつ素の自分を出せたら」とはにかんでいました。

 

●地域づくりにも関わりたい

向川は「『認知症の人』ではなくて、『認知症という症状を持った●●さん』として、利用者様の“個”を大事にしたい」と意気込みます。「小さな変化にも気づけるようになり、『あなただったら頼みたい』と言われるような相談員になりたい」と目標を語り、「ゆくゆくは介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格も取りたいし、地域で暮らす高齢者も障がい者も楽しく過ごせる地域づくりや認知症カフェにも関わってみたい」とたくさんの夢を持っています。

【新入職員の紹介記事】

「孫のように隣で笑っていられる存在に・新卒の吉田」 2018年10月15日投稿:https://iwakikai.jp/blog/599/

「謙虚に、真面目に、一生懸命・新卒の永山」 2018年10月22日投稿:https://iwakikai.jp/blog/588/