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投稿:2023年03月24日更新:2024年01月13日

求人・採用【RECRUIT】 職員紹介 通所リハビリテーション

1168. 医和生会(いわきかい)の理学療法士|通所リハビリテーション・遠藤

通所リハビリテーション(以下、通リハ)で働く理学療法士の遠藤は、在宅生活に深く関わるリハビリがしたく医和生会に入職しました。利用者様が望む在宅生活をかなえるために自宅訪問し、知識や技術を発揮することに理学療法士としての使命を実感。感謝された時に喜びを感じます。

 

● 老健から転職
遠藤は宮城県出身で理学療法士歴7年目。高齢化が著しく医療・福祉が乏しい故郷で育ち、お年寄りを支える仕事がしたいと理学療法士を志しました。最初は同県内の介護老人保健施設(老健)に勤務。老健は在宅復帰を目指す高齢者が、介護やリハビリなどのサービスを受けながら生活する施設です。そこでは利用者様がリハビリを終えて退所した後は多くが関係が途切れてしまうため、その後の在宅生活は見えませんでした。利用者様の在宅生活を支えるリハビリに深く関わりたいと転職を決意。当法人の山内俊明理事長の在宅療養支援の志にひかれ、医和生会に去年1月に入職しました。

 

● 感謝に喜び
配属先の通リハでは利用者様の在宅生活をより良いものとするため、専門職として知識や技術、経験を活かしてリハビリを提供することができていると、遠藤はやりがいを感じています。「『ありがとう』と感謝された時が嬉しい」と遠藤。今は職場復帰を望む利用者様も支援しています。支援を開始した際にはその仕事場に足を運び、利用者様やご家族、介護支援専門員(ケアマネジャー)と意見を交わしました。職場が2階のため階段の上り下りや書類へのサインの手指運動など仕事に必要な動作を確認。役割が減ったことで地域社会から孤立しそうになっていた利用者様が、再び自分にできる方法で地域社会へ復帰するため、現在も復職を目指してリハビリを続けています。

 

● 消極的な患者様が喜び
パーキンソン病で体が不自由になり、夜トイレに間に合わず自信を失っていた利用者様も支援しています。遠藤は自宅訪問し、ベッド環境を調整したり必要な動作指導をしたりしました。最初は消極的だった利用者様が「できるようになった」とやわらかい表情を見せてくださった時は「理学療法士として必要とされていると実感する」と振り返ります。

 

● 連携支援も
医和生会(いわきかい)は様々なサービスがあるので、利用者様を包括的に支援できる良さを感じています。通リハに通う利用者様に認知機能の低下が見られて食事や衛生管理ができなくなった時、ケアマネジャーに相談してデイサービスの利用を提案し連携支援に繋げました。

 

● 「一緒にパートナーになって」
「通リハではできるけど自宅ではできない」という利用者様もいると実感している遠藤は「リハビリの結果を出すには自宅訪問は大きい」と語ります。「『通う』のが目的ではなく、身に付けた日常生活動作能力を、自宅でもできるように支援したい」とも。利用者様が地域で生活していることを忘れず、積極的に自宅訪問して自分の技術や知識を還元したいと話します。「利用者様に寄り添って一緒に生活をよくしていけるパートナーになって人生を歩んでいける理学療法士になりたい」と目標を話していました。

<医和生会(いわきかい)理学療法士・作業療法士の求人・採用情報>

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<理学療法士・作業療法士にとって「生活期リハ」の魅力とは?>

・入院から退院までの限定的な関わりではなく、利用者さんのこれからの人生に長く関わることができる。理学療法士としての自分の関わりが、利用者さんの生活にどんな影響を及ぼしているのか見えるので、嬉しくなる。

・利用者さんの家庭での役割、生きがい、趣味などに関わることができるので、利用者さんの人生を豊かにできている、と感じる。

・生活環境がわかるので、利用者さんやご家族のニーズを把握しやすい

・事業所内の連携はもちろん、地域の多職種の連携を学ぶことができ、自分の視野が広がっていく