ショートステイで生活相談員として働く泉は、同僚や後輩から気軽に相談してもらえるような雰囲気づくりを心掛けています。入職当初、先輩が自分を助けてくれたように、後輩を気に掛け、精神面を優しくサポート。「先輩職員」として、高校生や大学生と話をする役割を任せられることもあり、将来に役立つ話をお届けしようという想いも秘めています。
● コミュニケーションを大切にする
泉は今年4月に入職7年目を迎えます。生活相談員として、ショートステイの利用を希望するご利用者様やご家族、介護支援専門員(ケアマネジャー)からの問い合わせへの対応や、ご利用者様の情報を職員に伝達する役割を担っています。ご利用者様やご家族が望む介護を実現するために、職員間のコミュニケーションを大切にしている泉は「相談員の私が“話しかけづらい人”になってしまうと、必要な場面でも相談してもらえなくなってしまう。そうならないためにも親しみやすい態度を心掛けています」といいます。
● 受けた恩を後輩に
特に泉は後輩を気に掛け、精神面をサポートしています。例えば、夜勤が始まったばかりの後輩には、本人の不安を和らげるためのアドバイスをしたり、翌日には「大丈夫だった?」などの声掛けも欠かしません。指導が必要な場面でも、後輩がきちんと意見を話せるように否定から入らない配慮も。ここまで後輩と向き合う理由は「自分も先輩に助けてもらったから」。以前、ご利用者様やご家族のトラブルが起こり落ち込んでいた際に、先輩が助けてくれたことに感謝しており、「今度は自分が」と思っているそうです。
2017年の入職当時「初心を何年経っても忘れない」と決意表明していた泉
● 医和生会の「先輩職員」として
そんな後輩思いの泉は、高校生や大学生と関わるイベントにも抜擢されています。1、2月には高校生に向けて福祉の仕事を紹介する「社会人講話」の講師を務めたほか、就職活動中の学生が医和生会に見学にくる時に案内役も務めています。
社会人講話では「就職するかどうかも決めていない・福祉に関わった経験のない高校生を相手に、福祉を伝えることは難しかった」とも語りますが「自分が高校生の時の経験を話題にしたり、生徒さんが持っている知識と経験に合わせて言葉を選んだりできるようになった」と成長を実感しています。会場で、勇気を出して質問してくれた高校生もおり、「少しでも将来に役立つ話ができたのかなと思うと嬉しい」とやりがいも感じています。
職場見学会では、学生の不安を取り除くようにして、どういう思いを持って見学に来たのかを引き出せるよう心掛けているといいます。最近では、学生から「コロナ禍で企業説明会が無くて悩んでいる」と相談されたとき、自分のアドバイスで学生が安心した表情を見せてくれて嬉しかったとも。一方的に話すのではなく、「この言葉は分かりますか?」と聞きながら話を進めるようにもしています。実際に入職した職員から「職場見学で、泉さんみたいな先輩がいるから入職を決めた」と言われたこともあり、学生と関わるモチベーションにも繋がっています。
● 新入職員に寄り添う医和生会
泉が、高校生や大学生に伝えている医和生会の良さは「新入職員を放置せず、フォローや研修がしっかりしている」ということ。「『見て覚えろ』という教え方ではなく、意味や理由も含めて、丁寧に教えてもらえる」といい、「私は入職した時は覚えが悪くて何回も同じことを聞いてしまったが、先輩職員は嫌な顔をせず教えてくれた」と振り返ります。就職活動中の学生や、転職活動中の方に対して「介護や福祉は人と関わることが好きな人に向いている仕事です。医和生会は相談できる職員がたくさんいる職場なので安心してもらえたら嬉しいです」と呼び掛けていました。
【医和生会(いわきかい)職員の紹介】
⑤在宅生活に深く関わるリハビリをする理学療法士・遠藤
④着実に自信をつけて成長している鈴木
③フォローし合ってご利用者様を支える金成・田口
②子育てと介護の仕事を両立する介護福祉士・四ツ倉
①ご利用者様と触れ合いたいと特養から転職した介護福祉士・鈴木
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