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投稿:2023年04月17日

求人・採用【RECRUIT】 職員紹介 きらくデイサービス

1178. 新卒職員のサポーター「新卒指導者」を紹介③・きらくデイサービスの金成

医和生会(いわきかい)きらくデイサービスでは、「新卒指導者」の金成がこれまで指導してきた若手が育ち、その若手が新卒職員を指導する流れが生まれています。新卒で入職し、3年目を迎えた職員が、先輩の自覚を持って金成の教えを後輩に伝え、去年の新卒職員はその先輩の背中を追ってメキメキと成長しています。「新卒指導者」紹介記事の3回目。

 

↑新卒指導者の金成(右)と指導を受けた鈴木

● 認知症の症状を教える
金成は、去年の新卒職員・鈴木の指導を担当。「きらく」は認知症対応型デイサービスなので、そもそも「認知症とは何か」を理解してもらうことが最初の大きな壁でした。金成は「(鈴木が)認知症の方と接するのが初めてで、最初は戸惑って対応に困っていたように思う」と振り返ります。認知症のご利用者様は思うように意思疎通ができずに困っていたり、不安で落ち着かなかったりと症状は様々です。ご利用者様一人一人の特徴や配慮すべき点を伝えるとともに、認知症にはどのような症状があるのか説明してきました。

● 職員みんなで指導
金成は「(鈴木は)自分で吸収して学べる人」と太鼓判を押します。鈴木自身が先輩の動きを見て自ら学ぶため上達も早く、金成はあまり技術的なことは教えていないとも。「『きらく』は結束力があって、職員みんなが根気強く優しく教える雰囲気がある」と、「きらく」みんなで指導していると語りました。

● 先輩に仕事を頼む難しさ
鈴木が慣れるまでは毎月1回、金成が面談で悩みを聞き取っていました。そこで見つけた鈴木の課題は「人に頼むこと」。鈴木は率先して動き、ご利用者様を介助しながらも他のご利用者様のことも気を配れる力がある一方、周りの職員に仕事を頼めずに抱えてしまい、悩んでいるのではと心配になることも。1年目の職員が先輩に仕事を頼みにくい心情も受け止めつつ、金成は「一人で抱え込まず、先輩に頼んでも大丈夫だよ」と伝え、科長からも同様に声を掛けてもらって、鈴木が少しでも安心できるようにしたといいます。

● 次の世代に指導
金成がこれまで指導してきた若手が育ち、「きらく」では若手が新卒職員を指導する雰囲気も生まれました。金成が指導を担当した中谷(3年目)は鈴木と年齢が近いこともあり、互いに話しやすい様子。金成は去年12月から2人でレクリエーションやリハビリ業務を担当してもらい、中谷が教える機会も増やしました。すると、以前金成が中谷に教えてきたことを、今度は中谷が鈴木に教えている場面を金成はよく見かけたといいます。

医和生会の若手職員の学びの場「若手ラボ」では、中谷は「人に仕事を頼めずに抱え込むことも多かったけど、後輩が自分と同じように業務を抱え込まないように、私が周りに仕事を頼む姿を見せたい」と発言。金成が指導した若手が育ち、鈴木もその背中を追い掛けて成長しています。

令和3年4月入職|きらく・渡邉への指導

令和4年4月入職|きらく・中谷への指導

● 「このまま育ってほしい」
「(鈴木は)今では忙しい時でも優先順位が分かって落ち着いて対応ができるようになってきている」と金成。鈴木から「このご利用者様にはこういうリハビリをやったらどうか?」など提案も出てくるようになったといいます。鈴木は6月から送迎車の運転業務を始めるのを控え、5月から練習を予定しています。鈴木について、金成は「穏やかな性格で、真似したいと思うほど声掛けが上手。後輩が入ってきても任せられる安心感がある。この良さを持ち続けてこのまま育ってほしい」と期待を込めました。

<「新卒指導者」紹介記事>
①「居宅介護支援事業所の鈴木と池田
②「ショートステイの菅野

<医和生会(いわきかい)の介護求人・採用情報>
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