医和生会(いわきかい)と当法人グループの社会福祉法人「いわきの里」(いわき市好間地区)の新卒職員が入職の決意を述べる「行動目標発表会」がこのほど、医和生会会議室で開かれ、役員陣を前に3人が抱負を述べて決意を新たにしました。
● 毎年の恒例行事
「行動目標発表会」は毎年、新人研修の最終日に行われる恒例行事。医和生会といわきの里の新入職員は4月4日までの4日間、コミュニケーション、ビジネスマナー、認知症の理解や介護技術といった研修に挑みました。最終日は新卒職員3人が行動目標発表会に臨みました。
● 「任される職員になりたい」
医和生会の山内俊明理事長や山内真理子専務理事ら役員陣を前に、発表者は一人一人、志望動機、3年後の目標、実現に向けた行動目標を力強く述べました。「施設実習を通じて、ご利用者様と向き合える職員になりたいと思った」と志望した職員は「3年後には先輩から仕事を任される職員になりたい」と決意し「そのために報・連・相をしっかりして笑顔を大切にしたい」と目標を発表しました。
小学生のころに祖父母のお世話をして介護に興味を持ったという職員は「無遅刻無欠勤で信頼され、『あなただから信頼できる』と相談される職員になりたい」と述べ「あふれるほど持っている自分の元気をご利用者様や職員に伝わるよう頑張りたい」と意気込みました。
「見学した施設の職員が優しくて雰囲気が良かった」と志望動機を語った職員は「利用者様や職員を笑顔にしたい」「日ごろから相手の立場に立って考え、気遣いができるようになりたい」と目標を語り、「利用者様の特徴を覚えて、何をしたら喜んでくれるか考えて行動する」と決意を述べました。
● 役員陣からエール
役員陣らは「遠慮なく先輩に相談して頼って成長してください」「最初から何でもできる人はいない。たくさん失敗をして、粘り強く頑張ってください」などとエール。「コミュニケーションは質より量」と積極的な会話を呼び掛け「勇気を持って行動してほしい」「同期の絆を大事にしてほしい」とのアドバイスも。山内理事長は「学生のころは自分のために勉学に励んだと思うが、仕事はご利用者様のためにする」と責任の重さや、一つ一つ行動を振り返る心構えを説き「ご利用者様のため、職場のため、社会のために頑張ってほしい」と期待を寄せました。
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