小規模多機能型さらいの四ツ倉は、新卒職員が安心して働けるようサポートする「新卒指導者」を2年連続で任されました。成長が速い昨年度の新卒職員に、自分で考える力を持てるようにサポート。若手職員にアイデアを実現させる達成感も味わってほしいとアドバイスも送っています。
● 2年連続で担当
四ツ倉は2年連続で「新卒指導者」を担当しています。去年5月から現在2年目の谷江をサポートしています。谷江の最初の印象は「時々方言が出るフレンドリーで明るい子」と四ツ倉。新人の多くは不穏な行動を取る認知症の方を苦手としてしまうといいますが、谷江は最初から抵抗なく接することができていたといいます。さらに谷江は柔道をやっていたためか、介助する時の体の使い方がうまく介護技術の習得も速かったとも。早番・遅番の業務や訪問の仕事も予定より早く担うようになり「成長が速い」と太鼓判を押します。
● 自分で考えられるように
四ツ倉は「(谷江は)最初は何でも質問してきた」と振り返ります。ご利用者様を思うあまり細かいところまで心配になるのか、些細なことも「どうしたらいいですか?」と質問を受けたといいます。そのため「谷江さんはどう思いますか?」と考えをうながすよう心掛け。今では「私はこう思うのですがどうでしょうか?」と自分の意見を踏まえて質問するようになり、四ツ倉は成長を感じています。
● アイデアを実現する手助け
去年秋から、谷江を含めた若手職員4人でレクリエーション係を編成しています。これまで午後の体操の後に取り組んでいる脳トレやゲームなどがマンネリ化しているため、利用者様に楽しんでいただこうと新しいレクを考え、話し合っています。4人の勤務が揃う日は少ないですが、交換ノートを使って情報交換し、多くのアイデアを発案。しかし、実行に移すための企画書がなかなか上がってこないため、四ツ倉は「優先順位をつけて実現できるものから実行してみては」と助言したこともありました。今月はお花見を企画し、ご利用者様と公園へと出掛けました。ご利用者様を笑顔にできたことで「達成感を感じて次の意欲につながってほしい」と期待しています。
● 谷江にエール
四ツ倉は、なかなか面談の時間が取れない時にもサポートできるようにと、連絡ノートを交換し、谷江の困り事や悩みに少しでも答えています。1年間の成長を振り返り、四ツ倉は「ご利用者様を中心に考えられる職員になってほしい」と谷江に期待を込めます。どんなに仕事が忙しくても、事業所側の都合で業務を進めてほしくないという想いから、「谷江は今後、任される仕事がますます増えていくと思うが、誰のために仕事をしているのか?という視点を忘れないでほしい」と応援しています。
<本年度の新卒指導者>
きらくデイサービスの安藤
<医和生会の若手職員教育サポート>
「医和生会(いわきかい)人事課の取り組み・若手職員の教育サポート」
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