医和生会(いわきかい)で、高校生向け職場見学イベント「オープンカンパニー」がこのほど開かれ、参加した高校生は福祉や介護の仕事について学びを深めました。以前、医和生会での職場体験に参加した高校生は、職員や利用者様との久しぶりの再会を喜んでいました。
● 高校生2人が参加
採用や教育・研修を担当する事業推進課が、高校生を対象に、介護という仕事を楽しく学んでもらおうと「オープンカンパニー」を企画しました。介護や福祉に興味のある高校生はもちろん「まだ進路が決まっていない」という高校生にも来場を呼び掛けました。初めての「オープンカンパニー」は6月22日に開かれ、市内の高校生2人が参加。案内役は事業推進課の飯塚と皆川が務めました。
● 「福祉の仕事」を知る
最初のプログラムは「福祉を学ぼう」。車いすに乗っているおじいさんの写真を見て、なぜ車いすに乗っているのか考えたり、実際に立てなくなってしまうという不自由さを体験したりしました。飯塚は「足が不自由で歩くことができないおじいさんも、車いすや周りのサポートにより移動できる」と説明し、「それが『福祉』。福祉とは、普通の暮らしの幸せを求めること」と伝えました。
続いて、皆川が医和生会の福祉について説明。まずは「自分に治る見込みのない病気が見つかって入院することになり、大切な人と二度と会えなくなったらどんな気持ちになる?」と質問しました。「楽しくない」「悲しい」という声が聞かれ、皆川は「私たちは、そういった『悲しい』をなくす仕事をしている」と伝えました。病気になったら入院、介護が必要になったら施設に入るのではなく、医師や看護師が自宅を訪問するサービスや、介護事業所に通ったり、泊まったりして、お家での困りごとをサポートする取り組みを紹介。「医和生会は、医療や介護が必要になっても、大切な人と一緒に過ごせるように支えている」と強調し、「利用者様やご家族から『お家で過ごせて良かった、ありがとう』をたくさんもらえる仕事」とも伝えました。
● 車いすやリハビリの体験
その後は、通所リハビリテーションにて車いすや、リハビリを体験しました。車いす体験では、スロープの上り下りで押される不安を感じ、そうさせないよう声掛けの大切さを学びました。運動しながら脳トレにも同時に行う「コグニバイク」など、実際に利用者様が使用するマシーンでのリハビリにも挑戦し、「楽しいけど、意外と疲れる」など感想を言い合っていました。
● 嬉しい再会とサプライズ
最後は各介護事業所を見学して回り、それぞれの事業所の特色や取り組みなどの説明を受けました。参加者の1人は、以前、医和生会での職場体験に参加していた生徒さんだったので、実習先の職員は再会を喜びました。「頑張ってね!」「またいつでも来て、待ってるよ」などと声を掛けられ、「ありがとうございます」と笑顔でこたえていました。
もう1人の参加者は、なんと職員の家族で、事業推進課の2人もびっくり。家族にも見学に来るとは伝えていなかったそうで、事業所見学に突然家族が登場し、職員は「何も聞いてないよー!」と驚きながらも笑顔で歓迎していました。真剣に利用者様の入浴介助にあたる家族の様子に「頑張っている姿を見られて良かった」と嬉しそうに話していました。
● 参加者へのメッセージ
参加した高校生に、飯塚は「未来の選択肢をたくさん増やしてもらえれば嬉しい」と伝え、皆川は「将来、自分がどんな仕事に就きたいか、少しでも参考になれば嬉しい。これから本格的な就職活動が始まると思うので、頑張ってほしい」とメッセージを送りました。
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