〒970-8036 いわき市平谷川瀬一丁目16-5

0570-080825

ブログ

BLOG

投稿:2024年10月03日

求人・採用【RECRUIT】 やがわせデイサービス

1282. 中学生がデイサービスで職場体験|将来の仕事について考えるきっかけに

医和生会(いわきかい)は福祉の現場を感じてもらおうと中高生向けに職場体験の場を積極的に提供しています。9月は、いわき市立平第三中学校と、いわき市立草野中学校の職場体験を受け入れました。参加した生徒は職員の仕事を間近で見たり、ご利用者様との会話を楽しんだりして、福祉や介護という仕事への理解を深めていました。

 

 

● 中高生の職場体験を受け入れ
医和生会は医療・介護・福祉に興味のある中高生に向けて福祉体験の場を提供しており、将来の福祉人材育成に貢献したいと考えています。今年の4~7月には福島県立四倉高等学校のデュアル実習(職業体験実習)を受け入れました。9月6日は平三中、19日は草野中の職場体験が行われ、医療や福祉に興味がある3年生6人が「やがわせデイサービス」で1日“職員”を体験しました。

 

 

● 福祉を考える
職場体験の最初のプログラムでは、事業推進課の飯塚と皆川から「福祉」のミニレクチャーを受けてイメージをふくらませます。「なぜ車いすに乗るのか?」と問われ「立つ力がない」「痛みで立てない」など考えを巡らせます。飯塚は「不自由になって、今までの『普通』ができなくなっても、介助者や車いすがあれば移動ができる。福祉とは普通の暮らしの幸せを求めること」と“人のために動く”のが“福祉で働く”ことだと伝えました。車いすに乗る体験もし、段差で介助者に操作される不安な気持ちも体験しました。

 

 

● ご利用者様から教わる場面も
やがわせデイサービスでは、科長や職員から説明を受けながら高齢者施設の雰囲気を体験。ご利用者様の前で一人一人自己紹介をした後、ラジオ体操では元気に体を動かして見本を披露しました。リハビリ指導では機械を使って筋力を鍛えるご利用者様が「(ペダルをこぐと)画面に回数が表示される」と教えてくださった場面も。逆に生徒がリハビリ機を体験すると、そのご利用者様が側について助言を送っていました。

食事の時間には、エプロンを着けて利用者様へ配膳。名前を間違えないように確認しながら笑顔で「お待たせしました」と声を掛けていました。

 

 

● 会話も楽しむ
ぬり絵を楽しむご利用者様に見守り介助にも挑戦。ひざを床につけて目線を合わせる生徒は「きれいに塗れていますね」と声を掛けると、ご利用者様は「ありがとう」と笑顔。中学生とお話ができて嬉しそうな様子で「いくつに見える?」と尋ねられた生徒はしばし考え「70代」と回答。すると「96歳なのよ。お世辞を言っても何にも出ないよ」と笑うと、生徒は「えー」とあまりの若さと元気に驚き。孫の話や戦時中の話を傾聴して、会話を楽しんでいました。

 

 

● 明るくて楽しい
将来は医療関係の仕事を考えている生徒は「思ったより明るくて楽しい。面白い」「最初は緊張したけれども、明るくてなじみやすかった」と明るい雰囲気に印象を持った様子。「車いす体験をして、介護されている方の気持ちがわかった」と話す生徒もいました。介護や福祉に興味のある生徒は「話で聞くのと、実際に体験するのとでは全然違っていた」「職員の皆さんが明るくて雰囲気が参考になる」「自分も人を助ける仕事がしたい」と福祉の仕事をより具体的にイメージしていました。

医和生会では、今後も、中高校生の職場体験を受け入れ、福祉の仕事の魅力を伝えていきたいと考えています。今回の職場体験を通して、生徒たちが自分の将来について深く考え、新たな目標を見つけるきっかけになれば嬉しいです。

 

<医和生会の若手職員教育サポート>
「医和生会(いわきかい)人事課の取り組み・若手職員の教育サポート」

<医和生会(いわきかい)の求人・採用情報>
医和生会(いわきかい)は1年以内の新卒離職率0%!新卒フォロー面談や「若手ラボ」といった教育支援を通して、若手職員の定着につなげています。
https://iwakikai.jp/recruit/