● 言語障害も どう意思疎通する?
きょう25日は、山内俊明院長、岩井淳一医師、岩井里枝子医師、齋藤百合子医療部長、看護師6人が出席し、主に患者様3人の情報を共有しました。通院歴や生活環境、介護者となるキーパーソン、日常生活動作(ADL)の度合い、処方薬などを患者様ごとに確認します。正しい発音ができない構音障害も抱える患者様の協議では、訪問看護師が「聴き取りが難しい」とコミュニケーション面の課題を提起。話し手の言うことは理解でき、パソコンのメールで家族と意思疎通していることから、岩井淳一医師が「疑問や症状の具合を事前にパソコンに打ち込んでもらうよう、訪問前日に伝えてはどうか」と提案。訪問看護師は「なるほど」と実行に移すためメモを取っていました。
● 患者様の最後の望みを共有
このほか、栄養摂取の経過や血圧の薬の効果などを確認。岩井里枝子医師は、山内院長が市立総合磐城共立病院時代から診ている患者様から受けたメッセージを伝言。「最後は院長が来るまで頑張る」という看取りを望むその患者様の言葉を聞いた山内院長は「これは行かねばならない」と、その熱い想いを受け止めていました。