介護施設で働く看護師は、看護だけではなく、お年寄りと家族のように触れ合うのが仕事です。病気やけがを看るほか、おしゃべりしたりレクリエーションしたりして寄り添います。当医和生会(いわきかい)の小規模多機能型「すばる」の看護師・高山は「ご利用者様とたわいもない会話で笑い合えるのが楽しい」と充実しています。
● 家族のように1日中過ごせる
「自分の家族みたいに1日中一緒にいられる」。外来、病棟も含めた看護師歴約20年の高山は、介護施設で働く看護師の魅力をそう語ります。バイタル測定、薬の準備、褥瘡(じょくそう)処置、胃ろうなど日常の健康管理が中心の看護業務ですが、ほかに笑い合うのも大事なお仕事。一緒にお菓子をつくったり、車でお出掛けしたり、体操したり、おしゃべりしたり。次々来院する患者様や入院する患者様を献身的に看る外来、病棟の看護師と異なるのは、1日中一緒に過ごして思い出をつくれることです。
● ご利用者様と談笑
高山はご利用者様に明るく声を掛けて血圧を測定。健康良好のご利用者様は「高山さんがいっから来るんだ」と上機嫌で、周りからも笑い声。この日、高山は体操指導も。「首をゆっくり回します」「つま先を上げて」と号令を掛けて一緒に体を動かします。疲れていそうなご利用者様には「大丈夫?」と声掛け。話すのが苦手と自称するも、そう感じさせないフレンドリーさ。「最初は向いていないと思ったけど働いたら楽しかった」と充実さをにじませます。
● 向いている性格は「お年寄りが好きな人」
昔はおじいちゃん、おばあちゃんにかわいがってもらっていたという高山。この仕事に向いている性格を「お年寄りが好きで、明るく、くよくよしない人」とアドバイスします。小規模多機能型介護施設では看取りも行うため、家族のように接してきたご利用者様が亡くなる辛い時間もありますが、ご家族が悔いのないよう支援できた時は「やってて良かった」と感じるという。「仕事が忙しくなるとご利用者様と接する時間がなくなって落ち込む」といい、何気ない会話を交わせる幸せを感じていました。
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