医和生会(いわきかい)の小規模多機能型「すばる」の高卒新人職員の猪狩(※)がこのほど、初めてイベントを企画してご利用者様と焼きそば作りを行いました。ご利用者様は手作りの味を楽しみ、いつもは小食の方もおかわりして完食。猪狩は「おいしいと言ってもらえてうれしい」と照れていました。
● 先輩と一緒に挑戦
猪狩は今春入職した高卒の介護職員。ご利用者様の笑顔を引き出すため、指導を担当するサブリーダーの遠藤と一緒にイベント企画を初めて挑戦しました。猪狩は「好き嫌いなく食べることができそう」と焼きそば作りを計画。事前に材料や量を調べて準備を進め、12月15日に実施しました。
● ご利用者様も楽しく調理
猪狩はご利用者様と一緒に下ごしらえ。キャベツを切るご利用者様から「どのくらいの厚さにする?」「これ(キャベツの外の葉)は捨てる?」と聞かれた猪狩は、困惑した感じで固まってしまいます。その時は遠藤が「このくらいで切ったらどう?」などとアシスト。ご利用者様は生き生きと野菜を切っていました。下ごしらえ後、猪狩は「それでは焼きそばをつくっていきます」と号令。ホットプレートで野菜と肉を炒めて、めんを入れます。ソースの匂いが立ち込め、ご利用者様は「焼きそばはいいアイデアだね」とはしでめんをかき混ぜ、猪狩も一緒に手を動かしていました。
● おかわりするご利用者様も
お昼ご飯で試食。「何十年かぶりに焼きそばを食べた」というご利用者様は「勤めていた時に作って食べていた」と懐かしい気持ちに。普段は小食のそのご利用者様がおかわりをして「お腹いっぱい」と満足気でした。「野菜いっぱい入っていておいしい」「いやー、うまい」と、多くの方がぺろりとたいらげていました。
● 「おいしそうに食べてくれてうれしかった」
遠藤は「初めてで段取りが難しかったと思うけど、何回かやって手順を覚えていけたらいい。もっとご利用者様と会話を深めるようになれればもっと良くなる」と話し「今回はよく頑張った。一歩ずつ成長してほしい」とねぎらいました。猪狩は「普段料理をあまりしないので、ご利用者様から野菜の切り方を聞かれた時は困った」と振り返り「おいしそうに食べてくれてうれしかった。次はご利用者様に何をしたいかを聞いて企画したい」と次なる目標を口にしました。みんなが喜んでうれしくなった様子の猪狩はご利用者様に食事介助し、「おいしいですか?」と話し掛けていました。
<20年度新人>
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【小規模多機能型すばる】