医和生会(いわきかい)と小規模多機能型すばるの避難訓練がこのほど行われ、職員が火災発生から避難までの流れと、水害対策で止水板の設置方法を確認しました。今回初めて近くの福祉施設職員も参加しました。
● 台所から出火と想定
医和生会本部の避難訓練は隣接する山内クリニック、コスモス訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、通所リハビリテーション、やがわせデイサービス、まごころデイサービスが参加し、7月29日に実施。職員は初期消火班、通報班、避難誘導班、救護班に分かれ、医和生会旧館の台所で火災が発生したと想定して行われました。防災ベルを聞いた初期消火班と通報班は総務に集合。隊長から出火場所の伝達を受け、消火器を持って現場へ急行。初期消火に失敗したと隊長に通報。通報班から状況と指示の伝達を受けた避難誘導、救護班がご利用者様を安全に駐車場まで避難させました。医和生会の真向かいに建つ市平老人福祉センターの職員も初めて参加し、通所リハビリテーションのご利用者様を避難誘導。総括では防災器具業者の職員から「自分の役割を明確に確認し、おおむね良くできていた」というコメントをいただきました。
● 止水板の設置方法も確認
代表者が水消火器を実際に使って放水方法を確認した後、部署長が残って止水板の設置を練習。2人掛かりで止水板を運び、通所リハビリテーションの入り口に設置。やり方を後で確認できるようにするため、スマートフォンの動画で撮影する職員も。「止水板はいつどのタイミングで設置しますか?」と職員から質問を受けた総務課職員は「総務から設置の連絡をします」と答え、設置の指示者をみんなで確認。山内クリニックの入り口などでも試していました。
小規模多機能型すばるでも7月30日、避難訓練が行われました。
<医和生会の避難訓練写真>
<すばるの避難訓練>
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「医和生会の避難訓練」 2020年9月3日投稿:https://iwakikai.jp/blog/4522/
「初の洪水避難訓練・すばる」 2020年8月25日投稿:https://iwakikai.jp/blog/4427/