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投稿:2019年05月02日

いわきの里

570. 認知症サポーター養成講座・「いわきの里」職員が受講

当法人グループの社会福祉法人「いわきの里」の認知症サポーター養成講座がこのほど、地域密着型特別養護老人ホーム「サンシャインよしま」で開かれ、受講した職員は、地域の認知症の方を温かい目で見守る決意を新たにしました。

 

↑講師を務めた中野(当法人医和生会地域連携・企画広報課)

 

  •  認知症サポーター いわき市に2万2100人超

認知症サポーターは、偏見を持たずに認知症の方や家族を支える“応援者”(※1)。全国キャラバン・メイト連絡協議会(東京都)が養成した講師「キャラバン・メイト」による講座を受けてサポーターになります。厚生労働省は全国的に養成しており、いわき市のサポーターは昨年度で2万2100人を超えました。

 

※1

認知症サポーターとは(厚生労働省のホームページより):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html

 

  •  「偏見持たずに温かく見守って」

「サンシャインよしま」での養成講座は4月25日に開催。「キャラバン・メイト」の資格を持つ中野美奈(当法人医和生会地域連携・企画広報課)が講師を務め、14人が受講しました。中野は、認知症は脳の病気だと説明。レビー小体型、アルツハイマー型といった種別に分かれ、それぞれの特徴を解説しました。認知症の方と接する時は「驚かせない」「急がせない」「プライドを傷つけない」の「3つのない」を心掛けるよう助言。認知症と診断された方の家族の気持ちは「戸惑い・否定」から「怒り・混乱・拒絶」「割り切り」「受容」と段階を上がったり下がったりして移り変わるとし、相手の気持ちに立つ際に気を配るようアドバイスしました。「サンシャインよしま」は住民の悩みに応える「認知症地域相談窓口」(※2)に指定されているため、中野は対応力の向上を期待し「偏見を持たずに温かい目で見守ってほしい」と呼び掛けました。

 

※2

「内郷・好間・三和地区で行われている『認知症地域相談窓口』の対応職員研修会」 2019年3月30日投稿:https://iwakikai.jp/blog/316/

 

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「市民向けの認知症サポーター養成講座」 2019年2月19日投稿:https://iwakikai.jp/blog/638/

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