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投稿:2019年05月10日更新:2021年05月11日

多職種連携・地域連携

574. 縁のつながる多彩な催し・19日にイベント「キャビネット+エンバ」

世代間交流の場づくりを進めているいわき市平谷川瀬地区の「enva(エンバ)」で19日午前11時から、イベント「Cabinet +enva(キャビネット・プラス・エンバ)」が開かれます。子どもからお年寄りまでが楽しめる多彩なワークショップや体験コーナー、飲食店が並びます。リノベーション工事を終える今秋のオープンに向け、「縁のつながる場」をアピールする第1弾の催しです。

 

● 住民らで企画

エンバは建築設計事務所「ハコプラスデザイン」の代表・新妻夫妻がゆずり受けた事務所隣の元金庫店。空き家であった建物を利活用し、周辺コミュニティの再生をテーマにした世代間交流の場に改修しようと、高校生から70代までの住民ら約30人で去年夏に協議会を発足。運営やPRの方法を話し合ってきました。エンバを広く周知し、また同時に実行委員会のチームアップを図るため今回のイベントを計画。幅広い年代が楽しめて縁が広がるよう、アイデアを出し合いました。

 

↑元金庫店で夏に改修工事が始まる「エンバ」(右)と「ハコプラスデザイン」

 

● 5ジャンル計19ブースの催し

会場には計19ブースが並びます。ジャンルは平地区の飲食店が出店する「スペシャル・フード」、無料参加の「ワークショップ」、有料体験の「ハンドメイド」、音楽を楽しむ「ミュージック」、縁が広がるハンドメイドの展示販売「スペシャル・マーケット」の5つ。福島工業高専門学校(福島高専)の生徒が開く「いわき魅力マップ」のコーナーでは、来場者が平地区周辺の地図に「おすすめスポット」を示すシールを貼っていきます。年代別に色分けしたシールなので、各世代の行動範囲の違いも発見できる地図ができ上がります。このほか、紙紐と木片を使ったオリジナルブローチづくりや、版画体験、コーヒー焙煎講座、アロマのスキンケアづくり、トランペット体験など盛りだくさん。飛び入り参加もできるミニコンサートが会場を盛り上げます。

 

● 夜はゆっくり飲食

午後3時からは夜の部がスタート。和風居酒屋や酵母パンと自家製コーヒーの店、バーなど5店舗が、昼の部から引き続き食事やアルコールを提供。「利き酒に挑戦」のコーナーでは銘酒や珍酒の飲み比べもできます。ディナーやお酒を楽しんで、交流の輪を広げる場になっています。

 

● 世代間交流を促す工夫も

谷川瀬地区のお年寄りの手作り作品を展示、販売するコーナーも。「ハコプラスデザイン」の新妻多恵子さんは「子どもたちが作り方を聞くことで会話が生まれ、おじいちゃん、おばあちゃんは物作りのモチベーションが高まる」と世代間交流を促す工夫を明かし「魅力的なお店や人と直接出会えて、これはインターネットでは体験できない」と、イベントの魅力を語ります。エンバの改修は今夏に着工。完成予定の秋にはオープニングイベントの開催も視野に入れています。新妻さんはイベントの話し合いを通して「コミュニティの活性化を考えている人がたくさんいて、密な話ができてうれしい。みんなの熱意を形にしたい」と意気込んでいます。

 

【Cabinet + enva(キャビネット・プラス・エンバ)】

日にち:2019年5月19日(日)

時間:昼の部(参加・体験コンテンツやランチ・カフェ)は11~15時、夜の部(ディナー・アルコール)は15~19時(ラストオーダー)

場所:福島県いわき市平谷川瀬二丁目6-4

アクセス:JRいわき駅から徒歩15分、市営駐車場から徒歩7分、市営バス停「平けいりん前」すぐ

問い合わせ先のハコプラスデザイン:電話0246-68-6846、ホームページhttps://www.haco-pd.com/

 

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「空き店舗を利活用・『エンバ』4回目の協議会」 2019年2月27日投稿:https://iwakikai.jp/blog/275/