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投稿:2019年05月18日更新:2021年05月11日

多職種連携・地域連携

579. みんなでハーブティー作り ライフキネティックも・スクエアフェス

 

地域住民や障がいを持つ方が交流するイベント「スクエア・フェス」がこのほど、いわき市平地区の「あらたな」で開かれました。来場者約60人はメディカルハーブティー作りや脳を使う運動「ライフキネティック」を楽しみました。

 

 
↑ハーブティー作りを楽しむ来場者

 

● 「あらたな」で初開催

「フェス」は障がい者とともに暮らす地域を近隣にお住いの方々に感じてもらおうと、いわき市内郷地区のNPO法人「ソーシャルデザインワークス」が定期的に主催。運営する「ソーシャルスクエア スポーツ」も入居するお年寄りや障がい者らの共助拠点「あらたな」で、5月11日に初めて開催しました。ソーシャルスクエアの利用者がスタッフとしてサポートし、来場された方に積極的にあいさつして触れ合っていました。

 

 

 

● 香り、味、心地よさを体験

メディカルハーブティー作りのコーナーでは、親子連れ、近所の方々、障がいを持つ方など様々な参加者が「疲労回復」「リラックス」「美容」の効能別にグループを編成して挑戦。いわき市平地区のメディカルハーブのお店「oluolu(オルオル)」の今泉奈津子さんから手ほどきを受けました。「リラックス」のテーブルでは「リンデン」「エルダーフラワー」「ローズレッド」のハーブを透明の茶器に入れます。今泉さんから「お湯を入れると可愛らしい花が咲きます」「ローズの香りを楽しんでください」と、特長の説明を受けます。参加者は「くせがなくて飲みやすい」「いい匂い。おいしい」と、香り、味、心地よさを体験しました。最後は用意された17種のハーブからお気に入りを3種選び、「マイハーブティー」を作りました。

 

 

↑「ソーシャルスクエア」の利用者の作品も展示

 

● 頭フル回転させて運動

「ライフキネティック」は2部に分けて、障がいの有無に関わらず子どもから大人まで体験。ソーシャルデザインワークスの職員でライフキネティック公認トレーナーの藤木泰寛さんから指導を受けました。参加者は3色のボールを駆使した“自己紹介キャッチボール”をして打ち解けます。その後、ペアになってのキャッチボールでは、投げ手から「1」と言われた受け手は左足を出して右手で捕球し、「4」と言われれば右足を後ろに下げて左手で捕球するなど、1~4の指示ごとにその体勢をとります。動きに慣れたら次は、各数字を「東」「西」「南」「北」に置き換えて挑戦。「『南』は『2』だから…」などと頭で瞬時に変換して体を動かし、ボールをキャッチ。「わー、待って」と混乱する参加者に、藤木さんは「できないのが普通。慣れていることをしても脳に刺激がいかない」とアドバイスしました。

 

【関連情報】

「『ソーシャルスクエア』を運営する『NPO法人ソーシャルデザインワークス』」
ホームページ:https://sdws.jp/
フェイスブック:https://www.facebook.com/NPOSDWs/

 

「メディカルハーブのお店『oluolu』」のホームページ:http://oluolu-herb.jp/

 

「ライフキネティックとは」

ウェルネスディベロップメント ライフキネティック日本支部ホームページ:https://lifekinetik.jp/

 

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「ソーシャルスクエアを見学」 2019年2月21日投稿:https://iwakikai.jp/blog/633/

 

「市が主催して『ソーシャルデザインワークス』が企画・運営した、障がい者雇用を考える企業向けセミナー『雇用のバリアフリー』」 2019年2月4日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-670.html