市内の新入職員を対象とした研修会がこのほど、いわき産業創造館で開かれました。当法人の生活相談員・佐藤梢(ショートステイ)が「先輩社員によるトークセッション」にパネリストとして登壇し、新入職員が抱える不安や悩みに、自身の経験からアドバイスしました。
●新入職員に「頑張りすぎないで」
入職4年目の佐藤は、司会者から新人時代の失敗を尋ねられ「大学で福祉を学んだと言っても介護の経験はゼロ。現場では正しい介助法がわからず頭が真っ白になった」と当時の状況を説明。「でも、初めてだからわからないのは普通。わからないままにしないことが大切」と強調しました。仕事のやりがいについては「きっかけづくりができる」と佐藤。契約を担当した利用者様から「ここ(ショートステイ)に来て良かった」と言われるのが嬉しいそうです。「人生の大先輩から貴重なお話を聴けて楽しい」とも。その後、参加者から「上司とのコミュニケーションの取り方」「新人のうちにやっておけばよかったというものは?」などの質問が出ました。佐藤は最後に「辛いという気持ちばかり大きくならないように自分の許容範囲を超えてまで頑張りすぎないで」とメッセージを送りました。
研修会は、県から「若年者生活基盤支援事業」を受託した一般社団法人キャリア支援機構が5月16日に実施し、市内の新入職員35人が参加。パネリストとして佐藤のほか、常磐共同火力株式会社の職員が登壇しました。
<地域連携・企画広報課 皆川の感想>
終了後、佐藤は「最後の『頑張りすぎないで』というメッセージは自分自身にも言い聞かせている」と笑っていました。できることが増えたぶん、責任ある業務を任され、悩む時期かもしれません。佐藤は同僚から「言葉づかいも丁寧で対応に好感を持てる」「スタッフへの情報伝達がいつも正確」と評判ですし、私も同じように感じています。これからも一緒に頑張っていきたいと思います。
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