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投稿:2023年04月15日

求人・採用【RECRUIT】 職員紹介 ショートステイ

1177. 新卒職員のサポーター「新卒指導者」を紹介②・ショートステイの菅野

医和生会(いわきかい)ショートステイの「新卒指導者」の菅野は、職員みんなで新卒職員をサポートする環境をつくりました。菅野が夜勤で直接指導ができない日も「育成計画書」などで指導方針や成長度合いを全員で共有。新卒職員が課題としていた「会話力」が身につくように、会話のテクニックを具体的にアドバイスしました。「新卒指導者」紹介の2回目。

 

↑新卒指導者の菅野(左)と指導を受けた湊

● 指導者としての経験
菅野は、去年の新卒職員・湊の指導を担当。菅野自身も去年の春、ショートステイに異動してきたばかりでしたが、新卒育成の経験が豊富だったこともあり「新卒指導者」に抜擢されました。

以前は、やがわせデイサービスで「新卒指導者」を経験。高校を卒業したばかりの新卒職員に対し、介護の知識や技術指導よりも、精神面のフォローに力を入れてきました。

令和3年4月入職|やがわせ・鈴木への指導

令和4年4月入職|やがわせ・藁谷への指導

● 「育成計画書」を上手に使用
湊が正式配属となった6月から本格的な指導が始まりましたが、8月からは菅野の夜勤業務が始まり、湊と勤務時間が重ならないことが増えました。菅野が直接指導する機会は減ってしまいましたが、指導者だけではなく、職員みんなで湊を指導する体制を整えました。具体的には「育成計画書」を全員で共有。「育成計画書」は「いつまでに〇〇をできるようにする」と、介護技術や社会人としての心得の目標を記載するファイル。菅野は1カ月に1回、湊と業務時間が合うタイミングで面談の時間をつくり、今の課題や悩みを聞いて短期目標を確認し合いました。記録したファイルは全員で共有し、菅野が不在でも、その日、一緒に業務を担当した職員が湊に指導しながら短期目標が達成できるようサポート。翌月の面談でフィードバックし、また新たな目標を立て、全員で共有するという取り組みを繰り返しました。

 

↑育成計画書

● 職員からメモで共有も
湊と勤務が重ならない日は、他の職員から菅野宛てにメモを書き残してもらうようにしました。「〇〇ができるようになった」「〇〇ができなかった」など現状を確認。そうして成長を把握した上で面談するようにし、メモの内容によっては、早めに伝えた方がいいアドバイスは工夫して連絡するようにしていたといいます。

● 会話力を身につけるために
菅野が感じた湊の課題は「自分から話すことが苦手なところ」。菅野は、湊が悩みや不安を溜め込まないように「今日のお風呂介助はどうだった?」「着替え介助はどうだった?」と声を掛けるようにしました。休憩時間は趣味の話題を振って、話しやすい雰囲気づくりも。

ご利用者様に対しては、湊から声を掛ける必要があります。ショートステイは毎日ご利用者様が変わるというのも特徴で、初めて利用される方や、数ヶ月ぶりに利用される方など様々。短い期間で、ご利用者様と信頼関係を築くためにもコミュニケーションが大切です。そこで、菅野は面談の際に、ご利用者様と会話するコツや、ご利用者様が話しやすい話題など具体的にアドバイスしたといいます。菅野は「段々と声を掛けられるようになって、逆にご利用者様から湊に声を掛ける場面も増えてきた」と評価しています。

● 「次はより深く寄り添える介護」
菅野は「(湊は)覚えが早い」と感じています。「来週は入浴介助をする」と事前に知らせておくと、湊は医和生会の介護マニュアル「医和生会ベーシック」を家で読み込んで予習しているのですぐ介護技術を身に付けたといいます。早番、遅番もすんなりできるようになり、菅野は「まもなく夜勤も任せられる」と信頼を寄せています。湊の成長について、菅野は「この1年で介護の技術やショートステイの仕事の流れを身に付けてきた。次はご利用者様一人一人の生活やこれまでの人生を理解して、より深く寄り添った介護をしてほしい」とさらなるステップアップを期待していました。

<「新卒指導者」紹介記事>
①「居宅介護支援事業所の鈴木と池田

<医和生会(いわきかい)の介護求人・採用情報>
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