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投稿:2024年02月27日

研修会・勉強会 活動報告【REPORT】 医和生(いわき)会全体

1239. 「信頼とは何か」を考える・若手ラボ

医和生会(いわきかい)の若手職員が学び合う場「若手ラボ」がこのほど開かれ、参加者は「信頼とは何か」を考え合いました。

 

● 信頼貯金で自分の居場所をつくる
若手ラボは今回18回目で、2月21日に開催。新卒職員2人と2年目職員5人、先輩職員1人が参加しました。講師は事業推進課の皆川が担当し「『信頼貯金』で自分の居場所をつくる」を目標に講義しました。

 

● 貯まりにくく減りやすい
皆川は「信頼貯金」の特徴として「貯まりにくく、減りやすい」と紹介。せっかく貯まっても嘘や失敗を隠したり他人のせいにするなどで簡単に失ってしまうとも。無遅刻無欠勤で提出物の締め切りを厳守するAさんと、遅刻の常習で締め切りも遅れがちのBさんが同じ失敗をした時、周りから向けられる目の違いを指摘。Aさんは「たまにはそんな日もある」、Bさんは「またか」などとそれぞれ思われがちで、普段から信頼される行動を取る大切さを説きました。

 

● 「裏表がない」「困った時に手伝ってくれる」
グループワークでは「この人は信頼できる」「この人は信頼できない」と感じたエピソードを思い出し「信頼とは何か」を考えました。話し合いの末、発表者からは「信頼できる人」として「裏表がない」「困った時に手伝ってくれる」「嘘をつかない」「口が硬い」、「信頼できない人」として「人の話を聞かない」「悪口、嘘を言う」「平等な態度でない」「失敗を直そうとしない」といった声が聞かれました。

● なぜ職場で信頼が大事か
「なぜ職場で『信頼』が大事か」についても意見を共有。皆川からの「信頼があった方が仕事がしやすいか?」の問いに全員が挙手し賛成し、改めてその理由を考え合いました。発表では「失敗してもフォローしてもらえる」「仕事を頼まれることが増え、楽しくなる」「頼み事がしやすくなる」「意見が通りやすくなる」「ご利用者様から信頼されれば介助が円滑になり、ご家族からも信頼を得られる」といった意見が出ました。皆川は「信頼されると信じてくれる味方が増え、頼りにされ、仕事を頼まれ必要とされ、職場に自分の居場所ができて働きやすくなる」とアドバイスしました。

● 悔しい出来事もみんなで共感
最後、「同僚やご利用者様から信頼されていると感じた話」「『自分は信頼されていないのかな』と感じた話」を振り返りました。同僚に誤解され信頼されていないんだと感じた具体的なエピソードを話す参加者に「悔しいね」とみんなで共感し、意気投合して思いを打ち明け合うグループもありました。

皆川は「信頼貯金は普段の行動の積み重ね。業務上のミスや失敗で信頼を失う訳でなく、それを隠したり嘘をつくといった行動で信頼を失ってしまう。周囲から信頼され、仕事を頼まれ、必要とされる存在になることで、働きやすい居場所を自分でつくれる」とメッセージを送りました。

<若手ラボ>
第17回・『意見を聞く』を学ぶ
第16回・悩みを『分けて』考える
第15回・小さな違和感を大事に
第14回・人を育てらる職員になる
第13回・成長し続ける人になるには?
「若手職員が学んで交流・医和生会の『若手ラボ』スタート」

<医和生会の若手職員教育サポート>
「医和生会(いわきかい)人事課の取り組み・若手職員の教育サポート」

<医和生会(いわきかい)の求人・採用情報>
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