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2019年02月01日

いわき市地域包括ケア推進会議 地域連携

504. 「医療と介護」 つながり強化へ・いわき市地域包括ケア推進会議「医療と介護の連携促進」部会

いわき市地域包括ケア推進会議の「医療と介護連携促進」部会がこのほど、いわき市役所議会棟で開かれました。要介護の患者を退院後すぐ在宅生活に移行させる連絡体制「退院調整ルール」(※1)の運用状況、「在宅医療推進のための多職種研修会」「在宅医療出前講座」の開催結果などが共有。委員からは「医療と介護」のつながりを強化するためのアイデアが出ました。

※1. 「いわき医療圏退院調整ルールとは」(いわき市ホームページ):http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1488342011163/index.html

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地域包括ケア推進会議 (640x479)
↑いわき市のホームページで公開されている「市地域包括ケア推進会議」の構成図。行政区レベルの「小地域・個別ケア」(図の下層)、支所圏域の「中地域ケア」(図の中層)、全市レベルの「市地域包括ケア推進会議」(図の上層)から成ります。今回の「医療と介護連携促進」部会は、「市地域包括ケア推進会議」がつくる4部会のうちの1つ

● 本年度の委員は15人
超高齢社会に向け、住み慣れた場所で暮らし続けられる地域づくりを目指す「いわき市地域包括ケア推進会議」では、2015(平成27)年度から、「健康と生きがいづくり」「生活安全(認知症)」「医療と介護連携」の3部会、昨年度から「住まい」部会を設置して話し合いを続けています。市地域包括ケア推進課が主催。「医療と介護連携促進」部会では、在宅医療と介護の提供体制の構築や連携の相談支援、地域住民への啓発など8つのテーマで協議しています。本年度の委員は、山内俊明部会長(当法人山内クリニック院長)や市訪問看護連絡協議会の鈴木聡子(当法人コスモス訪問看護ステーション)を含め15人(※2)。本年度2回目の部会は1月23日に開催されました。

※2
委員名簿2 (640x380)

● 退院調整のもれ率が改善
事務局の市職員が取り組み状況を報告。「地域の医療・介護資源の把握」では、市内の医療と介護の関係機関・施設を網羅した「連携情報リスト」を作成し、市のホームページで公開中(※3)。病院からケアマネジャーへの連絡体制「退院調整ルール」の運用状況では、退院調整もれ率(※4)が46.4%(2016年7、8月)から28.4%(去年同月)に改善されました(福島県中エリアは14.6%・去年8月)。ですが病院からケアマネに連絡が無かった理由の45.4%が不明。委員からは家族に浸透していると普及を感じる声が出た一方、「(病院の現場で)ルールの徹底がまだ。ソーシャルメディカルワーカー(MSW)は把握していても、病棟まで浸透していないかもしれない」との意見も。ルールが行き届いていない場所の確認が大切だと認識しました。

※3. 在宅医療・介護連携情報リスト:http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1522021375271/index.html

※4. 退院調整もれ:要介護の患者が退院準備の際、病院からケアマネジャーに引き継ぎがされていない状態

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● 「多職種研修会」 日程の長さに課題
市医師会と共催の「在宅医療推進のための多職種研修会」(※5)について、7、11月に計2回開催され、計107人の医療・福祉・介護関係者が受講したと報告されました。11月の研修会では新たに障がい者分野から「いわき地区障がい者福祉連絡協議会」から4人が参加。来年度は新たに「福島県病院薬剤師会いわき支部」を加えた計16団体が参加予定です。アンケート結果で「朝から夕方までの日程が長い」、障がい者団体と外来看護師から「内容が難しい」といった課題が浮き彫りに。委員から「子育て中の女性もいて、拘束時間がネック」「年2回から3回にして、時間を『昼から夕方』にしてはどうか」「(毎回同じテーマのため)、回によって『認知症』などのテーマを決めては」「グループワークはいろいろな人と話し合えるよう、ワールドカフェ形式で席替えするのがいい」といったアイデアも出ました。

※5. 2017年度の「在宅医療推進のための多職種研修会」
2017年11月16日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-337.html
2017年7月12日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-231.html

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● 「在宅医療出前講座」 公民館との連携の提案
「普及啓発」の取り組みでは、市医師会と市地域包括支援センターと共催する「在宅医療出前講座」(※6)を報告。本年度は12月までに7会場で開催され、市民約270人が受講。3月には飯野地区で開催予定で、在宅医療や健康維持について医師がアドバイスします。委員は「『介護フェア』とタイアップして出前講座をやるのがいい」「公民館まつりで講座を開けると、地域住民がたくさん集まって効果的」といった意見が出ました。次回の講座は3月開催予定。

※6 「在宅医療出前講座」
<2017年度>
11月4日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-327.html

<2018年度>
11月21日投稿:http://ymciwakikai.jp/blog-entry-613.html

【地域包括ケア会議の関連記事】
18年度:http://ymciwakikai.jp/blog-category-39.html
17年度:http://ymciwakikai.jp/blog-category-35.html

<健康と生きがいづくり部会>
2017年度秋の部会(2017年7月28日投稿):http://ymciwakikai.jp/blog-entry-249.html