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投稿:2017年12月19日更新:2021年09月27日

研修会・勉強会

209. インフル、ノロ 予防を徹底!・実践的に研修|求人・採用・教育

インフルエンザとノロウイルスの感染予防を学ぶ当法人介護保険部の研修が13日夜、当法人山内クリニックの会議室で行われました。講師は医療部診療科の看護師・鈴木由紀子リーダー。当法人グループの「いわきの里」の職員を含め、参加した主に看護職の約20人はおう吐物の適切な処理法を実践的に確認しました。

● 適切におう吐物処理
ノロウイルスは、おう吐物処理の際にも感染する恐れがあります。その処理の実技訓練では、ご利用者様がおう吐したという設定で行われました。参加者は、床に敷いた青いビニールシート上に、おう吐物に見立てたドロドロに練った小麦粉を落とします。すると落下した白い小麦粉が広範囲に跡を残し、おう吐物が広く飛散するのを目で確認します。その後、おう吐した場所に人を近づかせないようにし、手袋、マスク、エプロンを着用。ペーパータオルをおう吐物に載せ、消毒液をかけて外から内側に向けてゆっくりぬぐい取ります。鈴木リーダーから「十分に換気をして」「処理は必ず一人でやって」などとアドバイスを受け、真剣な表情で取り組んでいました。

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● かぜとインフルの違い 見極め大切
実技訓練に先立ち、鈴木リーダーが講話。インフルエンザの話ではかぜとインフルエンザの違いの見極めが大切と呼び掛けます。かぜは微熱程度、軽い頭痛、徐々に発症などの特徴がある一方、インフルエンザは38~40度の高熱、強い頭痛、急な発症などが見られると説明。集団感染の予防策や、抵抗力の向上法、施設内で発症した場合の対応法なども解説しました。「症状が分かりにくいので、『普段の反応と違う』『今日は笑顔がない』などの日常の違いをいかに早く発見するかが重要」と強調しました。一方、ノロウイルスの対応では、ほとんどが口から感染するという経路、十分な水分と栄養補給が必要な対処法、室内環境を清潔に保つといった予防対策などを指導しました。

 

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