医和生会(いわきかい)グループの新卒職員8人がこのほど、新卒フォロー研修を受けました。入職してから2カ月間の現場研修を振り返り、同期で苦楽を語り合い。できるようになったことなどを確認して成長を実感し、6月から正式な配属先で働く気持ちを新たにしました。
● 正式配属先で働く前に
医和生会の6人と社会福祉法人「いわきの里」の2人の新卒職員は入職後、各法人内の事業所を研修で回って経験を積んできました。新卒フォロー研修は医和生会人事課が5月26日に主催。正式な配属先で勤務する6月に向け、学びを振り返る場を設けて成長につなげてもらいたいと開かれました。2組に分かれてグループワーク形式で行われ、人事課の飯塚課長が講師を務めました。
● 「大変だったこと」「嬉しかったこと」
新卒職員は研修期間の「大変だったこと」と「嬉しかったこと」を振り返りました。「寝たきりのご利用者様のオムツ交換が難しい。先輩に質問してできるようにしている」「ご利用者様から『明日は来ないの?残念』と言われて、私が必要とされていると実感できた時が嬉しかった」など、それぞれの経験談を語り合います。「認知症のご利用者様と接するのが人生で初めて」とその介護の大変さを語ると、みんな「うんうん」とうなずいて気持ちを分かち合っていました。
● 人生や研修期間を振り返り
その後、新卒職員は自身の人生を振り返り。縦軸を喜び度合い、横軸を年齢としたグラフ「ライフライン」を紙に書き、喜びが上がったり下がったりするターニングポイントを確認しました。東日本大震災やコロナ禍といった辛い経験や友達と楽しく過ごした部活動など、人生の節目を自己分析。今度は同様に、入職から現在までの「ライフライン」を記入。喜び度合いは「入職直後に同期みんなでの研修会が楽しかった」と上昇し、「現場研修に行く不安」で下降、「先輩が優しい」「職場の雰囲気に慣れた」などで再上昇するといった具合に線が書かれていました。高校時代に医和生会で職場体験した職員は、現場研修で職員や利用者様と再会でき「嬉しかった」と喜びを振り返り。同期みんなで苦楽を共有しました。
● 「できるようになったこと」
最後は研修期間で「できるようになったこと」「誰かのためになっていると思ったこと」に気づいたターニングポイントを見ていきました。それぞれ「仕事面」「思考面」「私生活」の視点で自己分析。「食事介助ができるようになった」「会話だけでもご利用者様を楽しませられると気づいた」「家で家事を手伝って家族を大切に考えるようになった」「予定を立てて自分で動けるようになった」といった声が出ていました。飯塚課長は、感情の起伏をコントロールするのは困難な一方で、できることを積み上げたり誰かのためにという意識を持つことで成長や貢献をコントロールできるとアドバイス。「できることに集中して楽しい未来をつくっていってほしい」とエールを送りました。
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