職員にも認知症サポーターの役割を広めようと、当法人では「認知症サポーター養成講座」を平成29年1月より開催しています。認知症キャラバンメイトでもある地域連携・企画広報課の中野美奈課長が講師を務め、17日は看護師・事務職員など28名の職員が受講しました。
認知症サポーターの役割は決して特別なものではなく、認知症を正しく理解し、偏見を持たず、認知症の方やその家族を温かく見守る“応援者”であることです。
最近では、スーパーや銀行など多くの市民が利用する施設にも認知症サポーターが増えています。店員(認知症サポーター)の『毎回同じ物を大量に買っているなぁ』『いつも1万円札を出して小銭でお財布がパンパン…』という気付きが認知症の方への支援につながっていきます。
●当法人が目指すもの
介護サービスの利用者本人ではなく、そのご家族やクリニックを受診する患者様と接するなかで「もしかして認知症かな?」と思うようなことはなかったか、また認知症の方へのふさわしい対応についてわかっていたか受講者は意見を交わしました。
サービスに直接的につなげることが目的ではなく、「どうかなさいましたか?」「何か助けが必要ですか?」と理解を示し、寄り添うことの大切さを学びました。
講義の最後に、中野課長は職員全員が認知症サポーターになり、認知症の方やその家族にやさしい法人になることを目指したいと述べました。
【関連情報】
認知症サポーターとは(厚生労働省HP):http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html
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