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投稿:2025年03月04日更新:2025年07月10日

教育・育成環境 活動報告【REPORT】 医和生(いわき)会全体

1309.いわき市で新卒職員を育てる|若手ラボvol.23「不安や悩みを言語化しよう」【医和生会】

医和生会(いわきかい)の若手職員が交流する「若手ラボ」がこのほど開かれました。参加者は不安や悩みを言語化する方法を学び、課題を解決するための心得や考え方を身に付けました。

 

● 悩みを文字に
今回で23回目となる若手ラボは2月26日に開催しました。医和生会といわきの里の新入職員4人と先輩の若手職員の合わせて7人が参加。事業推進課・課長の飯塚が講師を務めました。参加者は自己紹介後、個人ワークで「今悩んでいること、苦手なこと、不安なこと」「その悩みを解決するためにどうしているか?」を文字にしました。

 

● 夜勤が不安な2人の事例
グループワークに移り、ともに夜勤が不安な新人職員のAさんとBさんの事例を取り上げました。Aさんは「夜勤中に何かあったら相談できる人がいなくて怖い」「ご利用者様が倒れた時にどう対応するか分からない」と不安の原因を考え、緊急時の対応を先輩や他の職員に相談したり、マニュアルの確認などしました。一方、Bさんは「とにかく嫌。考えたくない」「一人夜勤は怖い」「憂鬱」と考え、誰にも相談せず一人で悩み「退職しようか」とモヤモヤしている。参加者は2人の違いを考えました。

 

参加者は話し合い、「Aさんは不安を理解しているけど、Bさんはしていない」「Aさんは前向きだけど、Bさんはそうではない」「Aさんは不安が具体的だけど、Bさんはあいまい」といった意見を出しました。解決できる人の特徴として、飯塚は「不安を言語化」して課題設定でき、「行動」して課題解決ができるとアドバイス。逆に解決できない人は、悩みを避ける傾向にあると指摘しました。

● 課題解決の心得
飯塚は「問題を解決できない人はそんなにいない。問題が見えない人の方が多い」「問題に気づけば前向きなアイデアが浮かんでくる」とも助言。最後、改めて最初に個人ワークで書いた悩みの原因を考えるよう促し、「個人ワークの紙を3カ月間大切にしてその時もう一度見直してほしい」と呼び掛けました。解決していない時は相談してほしいと伝え、さらに「正解の可能性は提示できるが、正解を見つけて解決するのは自分自身」とも強調していました。

 

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医和生会では、新卒職員や若手職員を対象に、2カ月に1回「若手ラボ」という研修会を開催しています。人間性や考え方の成長を大切にし、人としての成長をサポートしています。

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