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投稿:2021年08月05日更新:2021年09月17日

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1018. 「客観視」を考える・5回目の若手ラボ|求人・採用・教育

医和生会(いわきかい)の若手職員が交流する「若手ラボ」がこのほど、会議室で開かれました。5回目を迎えた今回のテーマは「客観視」。仲間同士で意見交換し、自分の課題を客観的に分析する視点を身に付けました。

 

● 「自分を客観視できる人になろう」
若手ラボは人事課が主催。新卒職員が同世代の仲間と対話できる学びの場をつくろうと、隔月開催で去年10月にスタート。コロナ禍で休止もあり、今回5回目を迎えました。イベント名は受け身の「研修」ではなく、主体的に考えて話す「研究」の場にしたいという思いを込め、英語で研究を意味する「ラボラトリー」に由来します。今回は「自分を客観視できる人になろう」をテーマに、7月28日に開催。新卒職員3人と入職4年目までの先輩職員6人が参加し、講師は人事課の皆川が担当しました。

 

 

● 「客観」って何?
参加者は仕事の課題を交えて一人一人自己紹介。「業務の優先順位を付けるのが苦手で、全部やろうとして全て中途半端になる」「ケアマネジャーからの電話対応で大事な点を聞き逃すことがある」「同僚に申し送りする時に、時系列に沿ってうまく伝えられない」といった課題を述べました。参加者の中には、ご利用者様がコロナに感染した混乱と不安の中で防護服を着て対応に当たった職員もいて、福祉人として職責を全うした頑張りを全員で拍手でたたえる場面もありました。その後「『客観』とはどういうことか?」をグループで意見交換。あるグループでは「第3者が中立的な立場でする判断」「もう一人の自分が自分を見ること」の意見を共有。「周りが見えていない」という仕事の課題を挙げていた参加者に、仲間が「自分を客観視すれば周りが見えるようになるよ」とアドバイスしていました。

 

 

● 自分の場合はどう?
客観的な視点が欠けている事例では、お葬式の会場に「黒っぽい服ならいいと思った」という黒のおしゃれな格好をした女性の写真を見て「客観的にどう思うか?」を議論。続けて、職場で客観的な視点が欠けている事例も紹介して、参加者は自分と照らし合わせます。「事例:利用者様や上司に対しても『ヤバい』『ウケる』など若者言葉を多用する」では、「若いご利用者様もいてフランクな言葉を使ってしまう時がある」と気付く参加者も。「事例:勤務中、ずっとあくびしていたり、寝る時もある」で、新卒職員は「休憩室で寝るのはいいですかね?」と不安になり、先輩は「それはいいと思うよ」と助言。「事例:5分に1回ため息をつく」では、「ため息をつきすぎて、課長に指摘された」と振り返る人もいました。

 

 

● 明日からできる客観視
皆川は「客観視できることで、自分の課題をとらえられるようになる」「他人の意見を受け入れやすくなって、考え方の引き出しが増える」と今回の学びを振り返り。明日からできることとして、「自分の言動を他人からどう見えるかをチェック」「他人の行動を見て自分ならどうかを考える」「自分の課題が分からない時は先輩に聞いてみる」といったアドバイスを送り、自己紹介で発表した自分の課題を客観視してみる提案をしました。

 

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