医和生会(いわきかい)の小規模多機能型さらいでこのほど、屋台のようなカウンターテーブルの演出でランチを楽しみました。ご利用者様はいつもと違う雰囲気で中華料理を「目」でも味わい、盛り上がりました。
● 料理が見られる楽しみ
この日のメニューは、キノコをふんだんに入れた中華風おこわ、中華スープ、ギョーザ、杏仁豆腐。季節を感じるために「秋」の食材を使い、普段の昼食では味わえないような「中華」をテーマにしました。初の試みとしては、テーブルを「コ」の字型に配置し、中央で職員がギョーザを焼くスタイルに挑戦。「調理に参加できないご利用者様にも、見て楽しんでほしい」と企画した職員は話します。調理を担当するご利用者様には、キノコや野菜を切っていただきました。
● 屋台にいる雰囲気
ギョーザを焼く職員は鉢巻き姿で気合い。キッチンに立つとご利用者様から「かっこいい」と拍手。他の職員が「横浜中華街から来た料理人」と冗談を言うと、ご利用者様は大笑い。ホットプレートで焼かれるギョーザにごま油が垂らされると、香ばしい香りが漂います。職員は「ギョーザ何個食べますか?」と利用者様に聞きます。ほかの職員はレストランのホールスタッフのように動き、配膳やお茶を出して「お代わりはいかがですか?」と聞いて回ります。ご利用者様は「2つください」などと“注文”。ご利用者様は焼き立てのギョーザを楽しみ、「いっぱい食べちゃったよ」と満足げでした。
● 「みんなで楽しめてよかった」
担当した職員は「ご利用者様にお代わりしてもらえた。新しいスタイルがうまくいった」「ご利用者様が興味津々で楽しんで、『見る』ことも大切だなと感じた」と感想。「次はお好み焼きかな」「調理に参加できなくても、みんなで楽しめてよかった」という声もありました。この調理レクは11月20日に開かれました。
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