医和生会(いわきかい)の若手職員が働き方を考え合う場「若手ラボ」がこのほど、会議室で開かれました。7回目の今回のテーマは「成長の先にあるものを見つける」。参加者は成長とは何か、将来どういう自分になりたいかなどを考え、仲間と共有。精神的な成長の大切さを学びました。
● 「仕事における成長とは」
参加者はやがわせデイサービス、きらくデイサービス、ショートステイ、通所リハビリテーション、小規模多機能型すばるの入職1〜5年目までの職員8人。2月22日に開き、講師は人事課の皆川が担当しました。自己紹介では、ある職員が「休日にK ポップを聴く」と新しいアーティスト名を上げると、ほかの参加者から「えー、知らない」と世代の差を感じて笑い声が上がるなど、なごやかムード。2グループに分かれ、最初は「仕事における成長とは何か」を考え合いました。「指示が無くても自分から動ける」「失敗の要因を見つけて改善できる」「信頼関係を築ける」「できないことができるようになる」などの意見が出ていました。
● 「社会人になって感じた成長」
成長とは何かを考えた後、「社会人になってから感じた自分の成長」についても考えました。意見交換では「車いすへの移乗がスムーズにできるようになった」という1年目職員が「当初はけがをさせたら恐かった」と話すと、ほかの職員は「分かる」と共感。「安全運転できるようになった」「話しにくい利用者様にも話せるようになった」「電話対応がうまくできるようになった」「分からないことを自分で調べるようになった」などの意見が出ました。皆川は、成長には知識やスキルをいう「技術」と物事の考え方をいう「精神」の2種類があるとし、「『技術的成長』は実感しやすいが、今後は自身の『精神的成長』に目を向けて」とアドバイスしました。
● 「成長してどうなりたいか」
最後は「成長してどうなりたいか」と将来の自分を考えました。「目標にしている先輩のようになりたい」「資格を取得して新たな仕事にチャレンジしたい」「利用者様から『この人なら安心』と信頼される人間になりたい」などの意見が聞かれ、参加者同士で互いの思いに触れました。皆川は「精神的成長のため、物事の考え方、捉え方、受け止め方を増やしてほしい」など助言。さらに「成長してどうなりたいかを明確にして仕事をしよう」と呼び掛けました。人事部の畠山勲部長は、「成長はゴールではなく、なりたい自分になるためのプロセス」と説明。人間の欲求をピラミッド化して構成した心理学理論「マズローの欲求5段階説」に触れ、「最も高い階層にある『自己実現欲求』が『成長欲求』。これを機に深く考えてみて」とアドバイスしました。
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