医和生会(いわきかい)の若手職員が交流する学びの場「若手ラボ」が開かれました。「自分のクセを知ろう」をテーマに、参加者は苦手なタイプや自分の悪いクセを見つめ直して、自分を客観視する心構えを学びました。
● 最近ほめられたことは
今回10回目で9月21日に開催。新卒職員6人と2〜5年目の職員5人が参加し、人事課の皆川が講師を務めました。自己紹介では一人一人「最近ほめられた事」を発表。「上司から『動きが良くなったね』と言われた」「一人でおむつ交換して、ご利用者様から『90点』とほめられた」「先輩から『ホールを任せられる、大丈夫』と励まされた」などと喜びを語りました。
● 苦手な人は?自分の悪いクセは?
3組に分かれてのグループワークでは、まず「苦手な人」を考えました。「当たりが強い」「嘘をつく」「自己中心的」「相手によって態度を変える」「感情的になる人」といった声があがりました。皆川は「人に嫌われようとして生きている人はいない。その人自身のクセが、誰かにとっての『苦手』になっている」と説明し、そこから自分自身に目を向けるワークにつなげました。自分の悪いクセを知るため、過去の失敗行動と同僚や先輩からどのような注意を受けたか振り返りました。「一つの作業に集中しすぎ」「優先順位を考えて」「失敗を恐れずに行動して」などの注意を受けた経験が共有され、そこにつながる自分のクセも考えます。「周りが見えなくなる」「心配性」「せっかち」「自己防衛心が強い」など、互いのクセについて意見を出し合いました。
● 先輩から具体的なアドバイスも
「わからないことは聞いて」と注意を受けた新卒職員が「みんな忙しそうで聞けなかった」と打ち明けると、「年数が経つと『そんな事も分からないの』と思われるかもしれないけど、1年目は聞き放題だから大丈夫」と励まし、「その場ではメモをして、落ち着いたタイミングで聞くといい」とアドバイスしていました。他にも「ご利用者様にお茶を出す時に、テーブルに置いたコップが大きな音を立ててしまった」という失敗に、先輩は小指を使った音を立てずにコップを置くテクニックを教えたり、「電話が怖い」という悩みに「内容ごとに自分なりのマニュアルを用意しておけば、スムーズに対応できる」とアドバイスしたりと、学び合う姿が多く見られました。
● 「客観視して自分のクセを見つめてほしい」
皆川は、他者から自分のクセを教えてもらったり、指導されたりしたときには、「でも」「だって」と返さずに一度受け止めて、他者にそう思わせた原因を考えるよう助言しました。最後に「誰からも好かれる必要はないけど、嫌われる必要もない」と言い、良好な人間関係を築くため・成長するために「自分を客観視して自分のクセを見つめ、改善に努めてほしい」と呼び掛けました。
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