「医療や介護」から離れて楽しく視野を広げよう。当法人の若手職員が年4回のプログラムで研修に臨んでいます。先月始まった1回目の研修は当法人の山内クリニック会議室で先月開かれ、30代までの16人が出席。フレームワークを基に企業分析を行い、いうなれば“医和生会ビジネススクール”のよう。部署関係なくグループワークでコミュニケーションを取り、「変化」に対応する力を磨きました。
● スマホの出現で何が変わった?
人事課が若手職員の研修として12月21日に主催。講師の人事課・飯塚大輔は、超高齢化、テクノロジーの急速な発展、平均寿命の伸びなどにより社会が大きく変わっていくと強調し、変化に敏感なものの見方をうながしました。最初のグループワークでは「スマートフォンの出現で何が変わったか」をテーマに議論。使わなくなった物として「公衆電話」「メール」「通帳」「カーナビ」「地図」など次々と意見を出し、中には「ポケベルって何ですか?」という若手も。別の部署の職員と組むグループ編成で、笑いもあってなごやかに話し合い。飯塚はダーウィンの言葉を引用し「最も強い者ではなく、変化できる者が生き残る」と呼び掛けました。
● ビジネスモデルキャンバスで企業分析
2回目のグループワークは、フレームワーク「ビジネスモデルキャンバス」を使って企業分析に挑戦。顧客や提供する価値、キーパートナー、キーリソース、収益などの9項目を考えるそのフレームワークシートを用いて話し合います。分析する企業は大手コーヒーチェーン店。参加者は、顧客について「おしゃれな人」「『インスタ映え』を狙う人」「甘い物が多いから女性」などと意見。提供する価値は「都会観」、販売チャネルは「店舗」「ドライブスルー」などと考え、分析する企業の狙いを読んでいました。当法人医和生会の畠山勲理事は「医療介護を離れた広い視野で、医和生会の未来を考える研修にしていきたい。部署の垣根を越えて横のつながりもつくってほしい」と、「変化」と「つながり」をキーワードに成長をうながしました。
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