医和生会(いわきかい)に今春新卒で入職した職員は3人。3カ月間の研修を経て、現場で活躍しています。希望と不安を抱いて初めて飛び込んだ介護の世界。ご利用者様を笑顔にしたいと奮闘する3人を随時紹介していきます。

ご利用者様に笑顔を見せる藁谷
● 将来、親の介護もできるように
やがわせデイサービスに配属された新卒の介護職・藁谷は、いわき市内の高校を卒業して今年4月に入職しました。志望動機は、親を家で最期まで介護できるように技術を身に付けたいから。高校時代に祖母が病院で亡くなった際、母に「家にいたかった」と話していたようで、自分が介護できるようになれば親を幸せにできると思ったといいます。入職して3カ月以上が経ち、現在はホールの見守りから入浴介助、体操指導、レクリエーションなど一通り、先輩に教わりながら取り組んでいます。
● 課題は介護技術
現在の課題は「介護技術」といいます。ご利用者様を車いすからベッドに移乗するのに「こうするといいと頭では分かっているけど、行動すると難しい」と話し、どうしても力に頼ってしまって体重のある男性ご利用者様を介助するのがまだ大変とも。それでも「ご利用者様を介護して『ありがとう』と言ってもらえると嬉しい」と笑顔。「新しいご利用者様にあいさつして目を合わせたら『めんこくてかわいい』と言われた」と表情を緩め、ご利用者様との触れ合いに喜びを見つけています。
● 困っているご利用者様をすぐ見つけてサポート
7月14日の朗読の時間には、藁谷はご利用者様の横に付きます。ひざを床につけて視線を合わせ、ご利用者様が読みやすいように、読んでいるところを指で追っていきます。ページをめくると「ありがとうね」と声を掛けられ、藁谷はにっこり。目の前のご利用者様が、読んでいるところを見失ってソワソワしていると、すぐに気づいて隣に移動。読んでいるところを教えてあげていました。
● ご利用者様全員を前に答え発表
脳トレの時間には問題用紙を配布。「岩」の絵に「し」と書いてあって何かを答えるといった、絵と文字を組み合わせた問題を一緒に考えます。藁谷はご利用者様全員を前に答えを発表。先輩から「声を大きくね」とアドバイスを受け、大きな声を出します。答えに追いつけないご利用者様が手を挙げると、隣でゆっくりと説明。終了後、先輩から「声を大きく出すのにお腹から出すようにすると喉を痛めない」と優しくアドバイスを受け、藁谷は学んでいました。
● 「ご利用者様に安心して頼ってもらえるように」
席を立とうとするご利用者様を見つけるとすぐに気づき、積極的に動く姿を何度も見せた藁谷。先輩は「成長している」と太鼓判を押していました。藁谷は課題解決に向けて「きちんとした介護技術を身に付けて力任せにならないようにしたい」と話します。将来は「ご利用者様に安心して頼ってもらえるような介護士になりたい」と目標を語っていました。
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