医和生会(いわきかい)きらくデイサービスの新卒職員・鈴木は、ご利用者様に優しく巧みに接して笑顔にしています。介護が必要になっていく祖父母を目の当たりにしたことで介護の道を選択。お年寄りを「笑顔にしたい」という思いを忘れず、ご利用者様と向き合っています。新卒職員を紹介する3人目。
● 間近で感じた祖父母の老い
鈴木が介護を志すきっかけとなったのは中学3年から高校1年生のころ。同居していた祖父母に介護が必要になり「あんなに元気で笑顔だったのに苦しそうに見えた」と、老いの現実を目の当たり。一緒に畑仕事や散歩はできなくなりましたが、「笑顔にしたい」という気持ちがふくらんでいきました。施設入所が決まった祖父母は「家にいたい」と口にしていたといいます。介護の仕事をしていた親から「大変な仕事だ」と言われるも思いは捨てきれず、在宅療養に力を入れている医和生会を志願しました。
● 優しく寄り添って笑顔に
ホールで会話介助する鈴木は、ご利用者様と視線を合わせて優しい口調で声掛け。ご利用者様から握られた手を優しく握り返します。洗濯物を上手にたたむご利用者様には「お家でも、洗濯物たたみをなさるんですか?」「上手ですものね」と敬います。不安そうにしているご利用者様とは手を繋いでホール内を散歩。びん挿しの花を見ては「花が咲いてますよ」など声を掛けて会話し、ご利用者様の様子を見ながら、「少し休みましょう」と席にうながします。ご利用者様の顔はほころび、笑顔になっていました。
● 親や先輩からの教え
高校時代に合唱部だった鈴木は高齢者施設を慰問。ご利用者様の隣で鼻歌をうたったところ、安心して眠りについてくださった方がいたといいます。ご利用者様と巧みに接する鈴木が心掛けているのは「人生の大先輩なので言葉遣いに注意し、必ず名前を呼んで目を見て話す」こと。子どものころ親に「目を見て話すように」としつけられた教えや、先輩職員から「後ろからではなく、驚かせないよう横から声を掛けて」とのアドバイスが生かされているとも。「先輩が優しく積極的に教えてくれる。できるようになると嬉しい」と喜びます。
● 介護の仕事の悲しさと喜び
小規模多機能型施設での研修では貴重な体験も。通いで利用されていた方が亡くなってしまい悲しくなった一方、ご家族から施設に「いい最期を過ごせました」と感謝された様子を見たといいます。「亡くなってしまうのは悲しいけれど、この仕事には人生の最後に携われる喜びがあると感じた」と振り返っていました。鈴木は「技術や知識をもっと身に付けて、もっと仕事ができるようになりたい」と抱負。将来は「ご利用者様、ご家族、職員に頼られて、頼りがいのある介護士になりたい」と目標を話していました。
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