医和生会(いわきかい)の若手職員が学び合う場「若手ラボ」が開かれました。問題点を見つけて解決する「考える力」がテーマ。実際職場でありそうな3つの事例を基に、グループワークで問題点と「じゃぁどうする?」と考えることで解決策を話し合いました。
● 新卒から3年目まで
12回目の今回は12月21日に開催。講師は事業推進課の皆川が担当しました。参加者は新卒職員5人と2年目職員2人。先輩職員として3年目の職員も参加しました。問題解決の「考える力」をテーマに3班に分かれてグループワークに取り組みました。
● 無駄話をする職員が直らない
参加者は問題点を見つけて解決策を考えるトレーニングに挑戦。「利用者様に背を向けて無駄話をしている職員2人がいて、上司に報告して指導してもらっても直らない」という事例を基に、参加者は問題点と解決策を考え合います。「注意の仕方に問題がある」と考えた班は「無駄話をするのがなぜいけないのか分かってもらえるよう、『ご利用者様が転んだら危ないから』など理由を付けて指導する」「なぜ無駄話をしているのか、上司に理由を聞いてもらう」「直るまで何回でも注意する」と意見を出していました。
● 相手の名前を聞かずに電話を切った
「電話を受けたら相手の名前が聞き取れず、薬の話も分からず慌て、電話番号も聞かずに切ってしまった」という事例も取り上げました。「電話番号を聞かなかったことが問題」「薬という命に関わる話を聞き取れなかったことが問題」など分析し「薬の情報など分からない話の時は看護師に代わる」「せめて電話番号だけは聞く」「手元に『聞く事リスト』を準備しておく」といった解決策が聞かれました。
● 利用者様を増やしたい
「管理者から『利用者様をもっと増やしたい。あなたから見て、この事業所の問題は何だと思う?』と聞かれた」ケースにも挑戦。話し合いの中で、「利用者様を増やそうとするよりも、目の前の利用者様に丁寧なケアをするのが大事だと思う。そうしないと満足してもらえず、良い口コミが広がらない」という支援の見つめ直しに問題点を見つけた意見に、皆川は「良い視点だね」と声を掛け、さらに考えを引き出す場面も。人手不足といった意見のほか「事業所を他の機関に知ってもらえていない」「特色がない」といった問題点も出ていました。皆川は「問題から逃げて、先延ばしにしても、再発し、自分や周りに負の連鎖が起きる。何かに悩んだときに『じゃぁどうする?』と考える力が身につくと、ご利用者様が抱える問題解決にも向き合える」とメッセージを送りました。
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